'85年、ザ・タイムから脱退したジェシー・ジョンソンは自身のソロ・アルバム「Jesse Johnson's Revue」と平行で新人バンドをデビューを計画します。
モロッコ生まれで幼少期にミネアポリスに引っ越し、ピアノ・ギター・ドラム等を習得し10代の頃はナイト・クラブで演奏していたマーガレット・コックス(1962年9月8日生)と出会ったジェシーは彼女を自分が在籍しているA&Mに推薦、"タ・マラ"に改名させオリバー、キース、ジェイミー、ジーナの4人のミュージシャンを集め”タ・マラ&ザ・シーン”を結成。
メンバーは
- Ta Mara [aka. Margaret Cox,Margie Cox] (Lead Vocals)
- Oliver Leiber (Guitar, Vocals)
- Keith Woodson (Bass, Vocals)
- Jamie Chez (Drums, Vocals)
- Gina Fellicetta (Keyboards, Vocals)
2枚のアルバムで解散しましたが、タ・マラはマーガレットの相性”マギー”からマギー・コックスと改名し再出発。
ブラウンマーク、ザ・タイムを経て'94年にはプリンスがリリースしたコンピ盤「1-800 NEW FUNK」に参加しシングルをリリース(NPGメンバーと「Flash」を制作するも未発表)、他にもメイヴィス・ステイプルズ、リッキー・ピーターソン、ポール・ピーターソン、恩人ジェシー・ジョンソン等のアルバムに参加しています。
またギターのオリバー・リーバー(オリヴァー・レイバーと表記も)はプロデューサー兼ソングライターとしてポーラ・アブドゥルの「Forever Your Girl(あいつにノック・アウト)」を始め、ブラウンマークの「Just Like That」、ボビー・Zの「Bobby Z」、エリサ・フィオリーロの「I Am」等ミネアポリス勢のアーティストをプロデュース、中でもザ・タイム、ザ・ファミリーのST・ポールとは彼のデビュー・アルバムからfDELUXEまで長年に渡ってサポートしています。