Three O'Clockは80年代に活躍したLA在住のロック・バンドで、The Dream SyndicateやThe Rain Parade、Green On Red等と並んで当時流行った”ペイズリー・アンダーグラウンド”というムーヴメントの中心に居たグループです。
命名したのはヴォーカルでベースのマイケル・クエシオ(Michael Quercio、マイケル・クアーチオとも表記)で、'82年に”君達の様なグループの音楽は何と呼べばいい?”というLA Weeklyの記者の質問に対し、'Oh, it's the Paisley Underground.'と答えた事がキッカケとなりました。
デビュー時のメンバー構成
- Michael Quercio (vos, bass guitar, percussion)
- Danny Benair (drums)
- Mike Mariano (keyboards, vocals, percussion)
- Louis Gutierrez (guitar, vocals, percussion)
デビューから数年は調子が良かったものの徐々にバンドの求心力を失ってきギターのルイス・グティエレスからスティーヴン・アルテンベルク(Steven Altenberg)と交代、その後ジェイソン・フォークナー(Jason Falkner)が加入しますが'88年の「Vermillion」を最後に解散、その後'13年に再結成を果たし、'19年現在も活動を続けています。
その後個々に活動、ジェイソンはソロ活動の一方BECKのツアー・ギタリストとしても活躍。
Three O'Clock / スリー・オクロック Vermillion / ヴァーミリオン Released: 1988/5/24 |