Gett Off Remix EP / ゲット・オフ・リミックス・EP (’91)
シングル情報
Released:1991/12/21 | Label: Warner Bros., WEA Japan
Track List
| PersonnelProduce, Arranged, Written
Member
Remix
Sample
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レビュー
本国リリースの「Gett Off」と「Cream」をまとめて1枚にした日本独自企画のシングル。
“Gett Off"というタイトルなのに"Cream"のシングル盤のアートワークを使った所がチョットやっつけ感がありますね。
“Gett Off"からは正当進化版の“Extended Remix"、ハウス・リミックスの“Houstyle"、源流は"Gett Off"ですがトニーM達は参加せずプリンスがラップを披露しよりも妖しくダークなサウンドが魅力の“Violet The Organ Grinder"、プリンスはサビのコーラスに留めトニーMとロージを前面に押し出した“Gangster Glam"と1曲をこれだけ様変わりさせるプリンスのアレンジ力は天才的です。
”Cream”はストリート感をアップさせた“N.P.G. Mix"の他、"Gett Off"同様トニーMとロージを前面に押し出した”Things Have Gotta Change”、ヴォーカルを極力排除したダンス・ナンバーの“2 The Wire"、アレクサンダー・オニールやジェシー・ジョンソンのリミックスを手掛けたキース・コーエンによる”Do Your Dance”、と”Thieves In The Temple”でも手腕を奮ったジュニア・ヴァスケスによるハウス・ミックスの”Housebangers”、ペーズリー・パークの仕事を多く手掛けるデイヴ・フリードランダー(Dave Friedlander)の編集による2曲のインスト曲等こちらもダンス・ナンバーが勢揃いです。
MV集も魅力的
近年公式にMVがアップされましたが、当時は”Gett Off”のリミックスのみを集めたビデオとLDも発売されました。
The Ways of the Pharaoh
このCDは公式リリースにも関わらずプリンス側からは許可していないブート(海賊盤)と言われ、当時npgmcがブートを集めて道に埋めるという”The Ways of the Pharaoh (ファラオの道)”プロジェクトの対象となていました。
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