The War / ザ・ウォー (’98)
シングル情報
Released:1989/7/21 | Label: NPG Records
Track List
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PersonnelProduce, Arranged, Composed, Written
Written
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レビュー
’98年オフィシャル・サイトLove4OneAnother.comでストリーム配信、翌日には無料ダウンロード(コピーも自由にして良い代わりに1ドルを寄付を募るという当時画期的なシステム)。
当時サイトには…
26 minutes of pure funk recorded, live at Paisley Park and including one of the freakiest guitar solos ever.
ペイズリー・パークで行われた26分の純粋なファンク音源。そしてこれまででもっとも奇妙なギターソロのひとつ。
と記載。
またクリスタル・ボールを注文した中で到着が遅れたお客にカセットが無料配布。
その後1-800-NEW-FUNKでCDも限定リリースされました。
正確にはシングルではなく元々45分に及ぶジャムを26分に編集されジャム音源で、プリンスがリスペクトしていたギル・スコット=ヘロンの"The Revolution Will Not Be Televised(革命はテレビ中継されない)"に影響を受けた1曲。
観客にはサビの"One, two. Evolution will be colorized."を合唱させながら、歌詞で・・・
“Do U love your country as much as U love God? (あなたは神を愛するのと同じくらいあなたの国を愛しているかい?)"
“If the government wants 2 put a microchip in your neck, heh heh (もし、政府があなたの首にマイクロチップを埋め込んだとしても、それでも君は国を愛するかい?ハッハー)"
とメッセージをゆっくり語りかけながらノイジーなギター・プレイする妖しいグルーヴ感がも相まってゾクゾクします。
この曲は第2回ヤフー・インターネット・ライフ・オンライン・ミュージック・アワードのベスト・インターネット・オンリー・シングルを授賞しました。
中でもネットの恩恵を受けた授賞で↓のスピーチをするプリンスは最高です。
“It’s cool to be on the computer, but don’t let the computer be on you."
But perhaps, the most famous moment from that Yahoo Internet Life Awards ceremony 1999 was Prince’s acceptance speech.
Prince on the internet: pic.twitter.com/QHUjvMjzuI
— Miss TLC (@IAmMissTLC) July 19, 2018
アートワークのエピソード
アートワークはマーヴァ・キングが地球を抱きかかえていると思われていましたが、2020年3月25日の投稿で答えが判りました。
Prince shared musical prophecies during his time here. Inspiration behind this shot..He said he see me as mother earth. Prince: “Would U be offend if I asked u to shoot giving birth to planet earth?" Me: " With clothes on of course right?" Prince" “duh." Me: sure." 💎🌎💜 https://t.co/cBrSuIWd7r
— Marva King (@marvakang) March 25, 2020
地球を抱きかかえているのではなく”地球を出産する”シーンだったんですね。
上の投稿によれば、プリンスは“地球を産むところを撮影してくれと頼んだら怒るかな?"と問いかけ、マーヴァが“もちろん服を着たままでね?"と確認。
”当たり前だよ”と返されたので了解したそう。なんとも微笑ましいエピソードですね。
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