Planet Earth / プラネット・アース~地球の神秘~ (’07)

アルバム情報

Released:2007/7/15 (The Mail) 7/24 (Releace) | Label: NPG Records, Columbia

Track List

  1. Planet Earth (5:51)
  2. Guitar (3:45)
  3. Somewhere Here On Earth (5:46)
  4. The One U Wanna C (4:29)
  5. Future Baby Mama (4:47)
  6. Mr. Goodnight (4:27)
  7. All The Midnights In The World (2:22)
  8. Chelsea Rodgers (5:41)
  9. Lion Of Judah (4:11)
  10. Resolution (3:41)

Personnel

Produce, Arranged, Composed, Written

  • Prince (credited to Prince and the New Power Generation)

Additional Musician

  • Michael B. (drums) (1,2)
  • Sonny T. (bass) (1,2)
  • Renato Neto (keyboards) (3)
  • Mr.Hayes [aka Morris Hayes] (drum,keyboards) (6)
  • Sheila E. (percussion) (8)
  • Maceo Parker (horns) (8)
  • Greg Boyer (horns) (8)
  • Mike Phillips (horns) (8)
  • Lee Hogans (horns) (8)
  • Bria Valente (vocals (1,4,5,6,8,9)
  • Shelby J. (vocals) (1,4,5,6,8,9)
  • Marva King (vocals (1,4,5,8,9
  • Nandy McClean (vocals) (“The Twinz”)(1,4,5,8,9)
  • Maya McClean (vocals) (“The Twinz”)(1,4,5,8,9)
  • Cora Coleman-Dunham (drums) (3,4,810)
  • Joshua Dunham (bass) (3,4,810)
  • Christian Scott (trumpet) (3)
  • Wendy Melvoin (guitar,mandolin) (4,7,10)
  • Lisa Coleman (keyboards) (4,10)

アルバム・リリースまでの動き

Musicology」がUSでダブル・プラチナ、「3121」もゴールド・ディスクと好調。
アルバム以外でも、映画『ハッピーフィート』に提供した“The Song Of The Heart”(同アルバムには“Kiss”のカヴァーも😄)がゴールデン・グローブ賞の最優秀オリジナル・ソング賞を授賞(グラミー賞の最優秀ソングライト賞にノミネート)。
そしてファンにとって忘れられないのは’07年2月のスーパー・ボウルではハーフ・タイムショー

折りしも当日は小雨が降り、まさに”Purple Rain”状態!!で公の場での活動が目立ちました。

その一方、長年運営していた会員限定の公式サイトnpgmcが2月に閉鎖し、代わりに3121.comというオープンなサイトを開設。
これまで特別感を味わえていたファンの心理としては少し寂しさが残りました。

アルバム・レビュー

’08年でデビュー30周年となる一つの節目と言えるこの年、「Musicology」でお世話になったコロンビア・ソニーと再び契約した本作は、英新聞「The Mail」の付録にするという大胆な戦略を展開しました。
この事で一次ソニーと揉めた様です。(まぁレコード会社の売り上げにかなり影響出るからしかたないでしょうけどねぇ)
リリース前に一騒動あったものの無事リリースされた本作は、久しぶりにProduce,Arranged,Composed and Performedの欄に”Prince & The New Power Generation“とクレジットされバンド色を強めた作品になっています。また注目は約20年振りにウェンディ&リサがレコーディングに参加しています。
また後にプリンスから全面プロデュースを受けて「Elixir」でデビューするブリア・ヴァレンティ嬢もこのアルバムに参加しています。

静かなピアノのイントロから徐々に高揚していくサウンドと平和を歌う“Planet Earth”は、「Emancipation」辺りに通じるものがありますがオープニングでしかもタイトル・トラックにと言うスタートには少々ビックリしました。
この曲に対しど直球なロックを展開するのが1stシングルの“Guitar”。先行ダウンロード可能だったこの曲を先に聴いていた身としては”Planet Earth”からの流れに初めて通しで聴いた時は戸惑いを感じました。
しかしプリンスのアルバムの場合特に感じられるのは聴き込む程に印象が変わるもので、アナログ盤を意識した微妙なノイズを入れたジャズ・ナンバーの“Somewhere Here On Earth”やウェンディ&リサがギターとキーボードで参加したロック・ナンバーの“The One U Wanna C”、シェルビーJとブリアとプリンスのラップが絡み合うメロウな“Mr. Goodnight”、ウェンディがマンドリンで参加してるシンプルな中にしっかりとアルバムに清涼感を与えているスロウ・ナンバーの“All The Midnights In The World”、終盤ではファンキーなディスコ・チューンでホーン隊と小刻みに入るベースがキャッチーな“Chelsea Rodgers”、軽快なサウンドですが内容は政治色を書いた“Revelation”とバラエティに富んでいます。

ちなみに“Chelsea Rodgers”のMVはファッション・ブランド”マシュー・ウィリアムソン”のステージを借り、謎の女性”Chelsea Rodgers”をフューチャーした作品になっています。当時は彼女のサイトまでありましたが、現在はmy spaceに痕跡が残る程度です。

10曲というプリンスのアルバムの中では少ない収録曲で構成されたアルバムですが、逆に余分なものをそぎ落としスッキリとした印象が感じられる作品だと思います。

【受賞】

Grammy Awards

“Future Baby Mama”:Best Male R&B Vocal Performance

【2007年の受賞】

Golden Globes Awards

“The Song Of The Heart”:Best Original Song – Motion Picture

NAACP Image Award

Outstanding Male Artist

 

Music Video