Joseph “Amp" Fiddler (keyboards and background) (7)
Mavis Staples (vocals) (14,16,17)
The Steels (Fred,JD,Jearlyn,Jevetta Steele) (background vocals) (12,14,15)
T.C. Ellis (rap) (17)
Elisa Fiorillo (vocals) (9)
Jana Anderson (background voice) (11)
Robin Power (crowd noise) (13) (background voice) (17)
Tom Garneau (crowd noise) (13)
Michael Koppelman (crowd noise) (13)
The Chambers Brothers (sampled “I Can’t Stand It") (12)
Sampled
“Squib Cakes" by Tower Of Power (3)
“Little Miss Lover“ by Jimi Hendrix (’67) (10)
“Change the Beat (Female Version)“ by Beside (’82) (10)
“I Can’t Stand It“ by The Chambers Brothers (’67) (12)
アルバム・レビュー
「BATMAN」で再びその存在をアピールしてプリンスが次に取り組んだアルバムは、大ヒット映画「Purple Rain」の続編映画のサウンドトラックである本作です。
「Purple Rain」、「Parade」、「Sign O’ The Times」、「BATMAN」とプリンスにとってサントラ盤はどれも評価が高い(「Under The Cherry Moon」は映画的に失敗したが…)ものが多く、バットマンでの利益を元手に当時噂されたペイズリー・パークの経営難を回復すべく作られた映画とも言われていました。
このアルバムは従来と違い、プリンスのリード・ヴォーカルは全17曲中8曲だけになっています(他2曲はデュエット)。
それ以外では、名プロデューサーとなったジャム&ルイスが復帰したザ・タイム、P-FUNKの帝王ジョージ・クリントン、クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子と言われたテヴィン・キャンベル、ゴスペル・シンガーのメイヴィス・ステイプルズ等々がリード・ヴォーカルを務めています。
また脇には、この映画を期にプリンスと共にするバンドのThe New Power Generationを始め、エリック・リーズにアトランタ・ブリス、「BATMAN」でも参加したキャンディ・ダルファー、他にもシーラ・E、スティールズ・・・・豪華なキャステングで構成されています。
色んなアーティストが参加したため、プリンスがリードを取る“Thieves In The Temple"や“Can’t Stop This Feeling I Got"のタイトなファンク&ロックに対し、“Release It"や“Love Machine"で聴かせるザ・タイムのダンス・グルーヴが対照的だったし、“We Can Funk"でジョージ・クリントンとのデュエットはファンキーと、対バン要素のサントラらしくバラエティに富んでいて飽きのこない作品です。
逆を言えばオムニバス感が強いので統一感が無い印象も受けてしまいます。
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