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「Diamonds And Peals Super Deluxe Edition」収録予定リスト #プリンス

「Diamonds And Pearls Super Deluxe Edition」が正式にリリースされたので下記に情報をまとめました。

参考Diamonds And Peals Super Deluxe Edition / ダイアモンズ・アンド・パールズ・スーパー・デラックス・エディション ('23)

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以下発表当時のままの記事を残しておきます。

1991年にプリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション名義でリリースされた「Diamonds And Peals」が2023年10月25日にリリースされます。

Diamonds And Peals Super Deluxe Edition

販売形態

形態は下記の5種類

  • DIAMONDS AND PEARLS SUPER DELUXE EDITION (12 LP + BLU-RAY / BLACK VINYL / 180G) $349.98
  • DIAMONDS AND PEARLS SUPER DELUXE EDITION (7 CD + BLU-RAY) $159.98
  • DIAMONDS AND PEARLS DELUXE EDITION (4 LP / BLACK VINYL / 180G) $79.98
  • DIAMONDS AND PEARLS DELUXE EDITION (2 CD) $16.98
  • Diamonds And Pearls (2LP / Milky White Vinyl / 180G) $39.98
  • Diamonds And Pearls (2LP / Clear Vinyl / 180G) $49.98
  • Diamonds And Pearls CD $12.98

日本盤はワーナーからリリース

日本盤はワーナーからリリース。
価格など判り次第掲載します。

プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションのマルチ・プラチナム・アルバム『ダイアモンズ・アンド・パールズ』のエクスパンド・リイシューが遂に発売決定! | Warner Music Life
プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションのマルチ・プラチナム・アルバム『ダイアモンズ・アンド・パールズ』のエクスパンド・リイシューが遂に発売決定! | Warner Music Life

wmlife.themedia.jp

国内盤は2種類

国内盤はスーパー・デラックス・エディションとデラックス・エディションの2種類が販売されます。

120ページに及ぶハードカバー・ブックレットを収納!英文ライナーノーツの完全翻訳付

デジタル版

デジタル版は日本でも予約開始。

Listen on Apple Music

収録曲リスト

注目はやはり「SUPER DELUXE EDITION」。
ここでは収録曲をざっくり紹介します。

Disc 1 - DIAMONDS AND PEARLS (REMASTERED)

リマスターされたオリジナル・アルバムなので以前のレビューを参考に。
ちなみに今回もリマスターを手掛けたのは『Purple Rain Deluxe』をはじめ数々のプリンスのアルバムに参加したバーニー・グランドマン(Bernie Grundman)が担当しています。

参考Diamonds & Pearls / ダイアモンズ&パールズ ('91)

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Disc 2 - SINGLE MIXES & EDITS (REMASTERED)

「Gett Off」のプロモ盤に収録された「Gett Off (Damn Near 10 Min.)」をはじめ、シングル曲15曲を収録。

  1. Gett Off (Damn Near 10 Min.) / 「Gett Off」プロモ盤
  2. Gett Off (Houstyle) / 「Gett Off」シングル
  3. Violet The Organ Grinder / 「Gett Off」シングル
  4. Gangster Glam / 「Gett Off」シングル
  5. Horny Pony / 「Gett Off」、「Cream」シングル
  6. Cream (N.P.G. Mix) / 「Cream」シングル
  7. Things Have Gotta Change (Tony M. Rap) / 「Cream」シングル
  8. Do Your Dance (KC’s Remix) / 「Cream」シングル
  9. Insatiable (Edit) / 「Insatiable」シングル
  10. Diamonds And Pearls (Edit) / 「Diamonds And Pearls」シングル
  11. Money Don’t Matter 2 Night (Edit) / 「Money Don’t Matter 2 Night」シングル
  12. Call The Law / 「Money Don’t Matter 2 Night」シングル、「Gold Nigga」
  13. Willing And Able (Edit) / 「Willing And Able」プロモ盤
  14. Willing And Able (Video Version) / 「Willing And Able」ビデオ 初音源化
  15. Thunder (DJ Fade) / 「Thunder」プロモ盤

ディスク3~5の3枚が未発表曲となります。
ブート盤などで聴いた曲もありますが正式にリリースされた曲を聴いた訳ではないのでPrince Valtなどを参考に情報をざっくりまとめました。

Disc 3 -VAULT I

『D&P』の収録曲から惜しくも外された「Schoolyard」を始め、ロージー・ゲインズやジェヴェッタ・スティールに提供した楽曲のプリンス・ヴォーカル・バージョンなどが収録。

Schoolyard

1990年7月作で、候補曲として選ばれるも最終的にお蔵入り。収録されるのは恐らくロング・バージョン。

 

My Tender Heart

1990年7月作で、ロージー・ゲインズのCloser Than Closeに収録。
この曲は2010年にリリースされたConcrete Jungleには初期の1990年バージョンが収録。

Pain

同じく1990年7月作で、ロージーのソロ・アルバムを制作す為にD.チャンシン・ベリーが「Joy And Pain」というタイトルで書いたもので、NPGに加入し90年にソロ・アルバムを制作する際に原曲を持ち込み、プリンスの手により"Pain"に生まれ変わりレコーディング。
彼女のアルバム『Concrete Jungle』に収録される予定でしたが企画が頓挫し、ロージーはプリンスの元を離れます。
残された楽曲はプリンスのストック曲として保管され、1997年にチャカ・カーンの手に渡りLiving Singleのサントラに収録。
ロージーのバージョンは、2016年5月17日にシングルとしてリリース。
ロージーのバージョンではアトランタ・ブリスがトランペットを担当していますが、D.チャンシン・ベリーによればマイルス・デイヴィスが参加したと投稿しています。
もしかするとこのバージョンが収録されるかもしれません。

Streetwalker

こちらも1990年7月制作で、ロージーの『Concrete Jungle』に収録される予定でしたが企画が頓挫しお蔵入りに。

Lauriann

1990年9月3日〈Nude Tour〉で訪れていた日本のワーナー・パイオニア・スタジオで制作された1曲。
初期バージョンはプリンス、マイケル・B、リーヴァイ・シーサー,Jr、ミコ・ウィーバーの4人でレコーディング。その後再レコーディングされていて今回どちらが収録されるか気になるところ。

Darkside

発表時点でPrince Valtにも記載されていない未発表曲。

Insatiable (Early Mix - Full Version) (8:10)

『D&P』収録曲の初期バージョン。

Glam Slam '91 (6:16)

1991年1月6日にツインシティのラジオ局WLOLで初オンエアされた「Glam Slam」の別バージョン。曲中に「Gett Off」や「Love Machine」が内包された楽しい楽曲。

Live 4 Love (Early Version) (7:32)

『D&P』収録曲の初期バージョン。
トニー・Mのラップ・パートも含めプリンス一人によるもの。

Cream (Take 2)

『D&P』収録曲の別バージョンというよりEarly Versionのテイク2という印象の曲。

Skip To My You My Darling

1990年~1991年作で、ジェヴェッタ・スティールのHere It Isに収録。

Diamonds And Pearls (Long Version)

『D&P』収録曲のロング・バージョン。どれほど長く、アレンジが施されているか楽しみ。

Disc 4 -VAULT II

「D&P」収録曲の未発表リミックス、候補曲、そして同時期にプリンスが提供したマルティカ、メイヴィス・ステイプルズ、ジェヴェッタ・スティール、ロージー・ゲインズへの提供曲のプリンス・ヴォーカル・バージョンなどを収録。

Daddy Pop (12" Mix)

「Daddy Pop」のリミックス、シングル・カットの予定またはB面収録の予定で制作されたものと推察。

Martika's Kitchen

1991年にリリースされたマルティカの『Martika's Kitchen』のタイトル・トラックのプリンス・ヴォーカル・バージョン。

Spirit

『Martika's Kitchen』収録曲で、マルティカ、フランキー・ブルー、リーヴァイ・シーサー・Jr.、プリンス作。

Open Book

『Martika's Kitchen』の「Safe In The Arms Of Love」の呼応曲として収録予定でしたがお蔵入り。その後ジェヴェッタ・スティールのHere It Isに収録。

Work That Fat

「Martika's Kitchen」の曲をバックにボブ・ジョージ風のピッチを落とし低音に加工した声でラップを披露。コミカルな歌詞からアルバムに収録する目的があって作ったというより遊びの一環のようにも感じられる楽曲。

Horny Pony (Version 2)

原曲は1990年9月7日に東京のワーナー・パイオニア・スタジオで収録され最終候補まで選ばれますが「Gett Off」と差し替えられた1曲。(アルバムの収録リストには「GETT OFF」の上に赤字で「horny pony」と記載)
「Gett Off」のシングルに収録されましたが、これは別バージョン。

Something Funky (This House Comes)(Band Version)

原曲は1990年8月に東京のスマイル・ガレージ・スタジオで収録、その後手を加えら収録候補に選ばれますが実現せず。
トニー・Mによるバンド・メンバー紹介する楽曲で、1992年4月6日に日本のグラム・スラムで行われたシークレット・ライブでも披露されました。
ちなみに、トミー・バーバレラがNPGに加入したのは1991年1月だったため初期の音源にはトミーの紹介パートがされていない事から、おそらくフル・メンバーが決定した1991年のバージョンが収録でしょう。

Hold Me

1990年12月作で、ロージー・ゲインズのソロ・アルバムの候補になるもお蔵入り。
その後アニタ・ベイカーに提供する予定で打診するも実現せず、最終的にジェヴェッタ・スティールのHere It Isに収録。(その後マイテのソロ・デビュー用にレコーディングするもお蔵入り)

Blood On The Sheets

Prince Valtにも記載されていない未発表曲。

The Last Dance (Bang Pow Zoom And The Whole Nine)

1991年に制作された楽曲でプリンスのクラブ〈グラム・スラム〉のPAで流された事がある楽曲。
「Gett Off」を使った「Violet The Organ Grinder」のように「Jughead」を使った楽曲と言われている。

Don't Say U Love Me

『Martika's Kitchen』収録曲で、マルティカとプリンスの共作。

Disc 5 -VAULT III

Get Blue

1991年3月作で、1993年にリリースされたルイ・ルイのLet's Get Startedに収録。


↓はルイ・ルイによるバージョン

2010年にはソングライトに参加したリーヴァイ・シーサー,Jr.がリック・アレキサンダーとタッグを組んだアルバム2wo 4our 1neでカヴァーしました。

Tip O' My Tongue (4:08)

1991年4月作で、1991年にリリースされたエル・デヴァージのIn The Stormに収録。

The Voice (4:42)

同じく1991年4月作で、1993年にリリースされたメイヴィス・ステイプルズのThe Voiceに収録。

Trouble (5:36)

1992年8月作と『D&P』というより『Prince』期の楽曲。
おそらくロージー・ゲインズに提供したという事で本作に収録されたものと思われる。
当時リリースされませんでしたが、2015年にリリースされたEssential Rosieに「T.R.O.U.B.L.E」という曲名で収録。

Alice Through The Looking Glass

1991年5月作で、シーラ・Eが2002年6月22日にペイズリー・パーク・スタジオで演奏した”Alice”のプリンス・バージョン。


正確な事は不明ですが、この曲はラベルの為に書いたとも言われているようで、シーラ『Sex Cymbal』をリリースした翌年の1992年の秋のコメントで誰かが「実はラベルの曲だと答えた」という投稿を見つけました。

Yep. I remember commenting on this jam WAY back in the fall of ‘92 when I caught Sheila in support of the Sex Cymbal album during a mini-tour of California. Been a favorite ever since. Think someone replied then that it was actually a LaBelle (the group) song.

投稿では”LaBelle (the group)”と記載されてましたが、時期的にはパティ・ラベルの『Burnin'』用ではないかとも考えられます。

https://www.reddit.com/r/PRINCE/comments/abtrr8/help_find_a_song_sheila_e_alice_thru_the_looking/?rdt=61971
https://www.reddit.com/r/PRINCE/comments/abtrr8/help_find_a_song_sheila_e_alice_thru_the_looking/?rdt=61971

www.reddit.com

またこの記事とは別にシーラが”Lady Marmalade”をカヴァーしている事から曲名を間違っているのかもとも言われています。続報が判り次第追記します。

Standing At The Altar

1991年6月作で、マギー・コックスに提供され1-800 NEW FUNKに収録。

Hey U

1991年6月作で、マギー・コックス(マーガレット・コックスで元タ・マラ&ザ・シーンのタ・マラとしても知られる)に提供された曲で、ミネアポリスで活躍しているドクター・マンボスコンボのビリー・フランツェもヴォーカルとして参加した1曲。

Letter 4 Miles

1991年9月作で当時は「Miles Is Not Dead」という名で知られ、その後ホーンが追加され同曲に変更。”Miles”とは勿論マイルス・デイヴィスの事で、彼に向けたインストゥルメンタル曲。

I Pledge Allegiance To Your Love

1991年~1992年作でハワード・ヒューイットに提供したAllegianceのタイトルから同名曲と言われていたが、別の曲であるとも言われているだけに聴いてみるまで判断が難しい1曲。

Thunder Ballet

「Thunder」の別バージョンでジョフリー・バレー団に提供されビデオ『Billboards』に収録。
後年プリンスの公式サイトnpg music clubのReflection Roomでもストリーム配信。

Disc 6,7 - LIVE AT GLAM SLAM, MINNEAPOLIS, MN, 1/11/1992)

ディスク6-7は、1992年1月11日、ミネアポリスにあったプリンスのクラブ〈グラム・スラム〉で行われた〈Diamonds And Pearls Tour〉のプレビュー・ライブ音源で、24トラックのマスターからミックスが施されている。

メンバー

  • Prince (vox, guitar)
  • Michael B. (drums)
  • Sonny T. (bass)
  • Levi Seacer, Jr. (guitar)
  • Tommy Barbarella (keyboards)
  • Rosie Gaines (keyboards, vox)
  • Tony M. (dance, rap)
  • Damon Dickson (dance, vox)
  • Kirk Johnson (dance, percussion) (Dancers)
  • Michael Nelson (trombone)
  • Brian Gallagher (tenor saxophone)
  • Kathy J. (baritone saxophone)
  • Dave Jensen (trumpet)
  • Steve Strand (trumpet)
  • Mayte (dance)
  • Lori Elle & Robia LaMorte [Diamond & Pearl] (dance)
  • William 'Diamond J.' Graves (turntables)
  • Jevetta Steele, Fred Steele, JD Steele, Jearlyn Steele [The Steele] (vox)

セット・リスト

  1. Thunder
  2. Daddy Pop
  3. Diamonds And Pearls
  4. Willing And Able
  5. Jughead
  6. The Sacrifice Of Victor
  7. Nothing Compares 2 U
  8. Thieves In The Temple
  9. Sexy M.F.
  10. Insatiable
  11. Cream/Well Done/I Want U/In The Socket (Medley)
  12. 1999/Baby I’m A Star/Push (Medley)
  13. Gett Off
  14. Gett Off (Houstyle)

Blu-ray (3時間)

  • Disc 6-7収録のグラム・スラムで行われた〈Diamonds And Pearls Tour〉のプレビュー・ライブ
    (ステレオ、5.1chドルビー・トゥルーHD、ドルビーアトモス)
  • 1991年7月20日ミネアポリスのメトロドームで行われたスペシャル・オリンピックス・コンサート
    (ステレオ、5.1chドルビー・トゥルーHD、ドルビーアトモス)
  • スペシャル・オリンピックス・コンサートの前日(1991年7月19日)に行われたサウンド・チェック映像
  • 1992年に発売された『ダイアモンズ・アンド・パールズ~ビデオ・コレクション』
参考Diamonds And Pearls Video Collection / ダイアモンズ&パールズ・ビデオ・コレクション ('92)

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その他 (120ページのハードカバー)

  • ランディ・セント・ニコラスによる未公開写真
  • 5人のエッセイ
    執筆家で放送作家のアンドレア・スウェンソン
    プリンス遺産管理団体のアーキビスト(公文書館専門職員)で上級研究員のドゥエイン・トゥダール
    イギリスの音楽評論家でプリンスの専門家であるジェイソン・ドレイパー
    ブルックリンにあるニューヨーク大学タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングのアンジェラ・L・ダフ教授
    SNSタレントのカニサ・ウィリアムズ
  • パブリック・エネミーの創始者チャックDによる序文

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