サウンドトラック / リヴィング・シングル
Released:1997/9/30 | Label: Warner Bros.
Track List
- Ladies Night Out - Queen Latifah (3:55)
- Come On In - Bo-Shed (3:58)
- Chocolate (Remix) - Sandra St Victor featuring Yo-Yo & Nonchalant (5:06)
- Single Life - Nadanuf (4:26)
- Pain - Chaka Khan (5:24) P
- How Do You Love Someone? - Xscape (5:36)
- 1-4-3 (Strawberry) - Dwayne Wiggins (4:21)
- Superwoman - Eric Benet feat. Boney James (5:57)
- Until The Day (Remix) - Nonchalant feat. Faith Evans (4:31)
- Don't Waste My Time - Esaga feat. Pamela Bryant (3:58)
- All Of Me - K-Ball (4:21)
- Gamin' - Deborah Williams (4:40)
- You Might Need Somebody (Di Classic Radio Mix) - Shola Ama (3:50)
- I Commit To You - Chris Gaddy & Pamela Bryant (4:59)
Personnel
Executive Producer
- Kyle Bowser
- Yvette Bowser
- Queen Latifah
Produce
- Prince, David Gamson (5)
Written
- Prince, D. Channsin Berry (5)
Musician
- David Gamson (keyboards, drum programming) (5)
- Wah Wah Watson (guitar) (5)
- Ernest Hamilton (acoustic bass) (5)
- Me'Shell NdegéOcello (bass) (5)
- Ndugu Chanceler (drums) (5)
- Fred Gonzales Pena (piano) (5)
- Luis Conte (percussion) (5)
- Joshua Redman (sax) (5)
アルバム・レビュー
アルバム制作の経緯とプロデューサー陣
1993年から1998年にかけてアメリカで放送され、クィーン・ラティファ、キム・コールズ、エリカ・アレクサンダーらが主演を務めた大人気TVドラマ『Living Single』。本作は、その最終シーズンがスタートした1997年9月にリリースされたサウンドトラック・アルバムです。
本作の最大の目玉であり、プリンス・ファンにとって重要なのが、チャカ・カーンが歌う「Pain」の存在です。
この曲は、元々はチャカ・カーンの10枚目のスタジオ・アルバム『Dare You To Love Me』に収録されるために1993年から1995年の間に制作されていました。プロデュースを手掛けたのは、スクリッティ・ポリッティなどの活躍でも知られるデヴィッド・ガムソン。しかし、チャカのアルバム自体が発売中止となってしまい、一時は行き場を失ってしまいましたが、本作のサウンドトラックに提供される形で無事に日の目を見ることになりました。チャカ自身のスタジオ・アルバムには収録されていないため、このサントラ盤は非常に貴重な一枚となっています。
楽曲について
アルバム全体を通してみると、主演のクィーン・ラティファをはじめ、エスケイプ、エリック・ベネイ、トニー・トニー・トニーのドゥエイン・ウィギンスなど、90年代のR&Bシーンを牽引した実力派アーティストたちがずらりと顔を揃えています。ドラマのサントラという枠を超えて、当時のブラック・ミュージックの熱気や心地よいグルーヴがたっぷり詰まった、極上のR&Bコンピレーション盤としても大いに楽しむことができます。
アルバム自体はヒット・チャートを賑わすことはなく、シングル・カットもされませんでしたが、90年代R&Bの美味しいところが凝縮された、まさに隠れた名盤と呼ぶにふさわしい空気感を持っています。
プリンス関与曲のエピソード
「Pain」の誕生秘話
この曲の原型は、D・チャンシン・ベリーが将来のロージー・ゲインズのアルバム用に書いた「Joy And Pain」という楽曲でした。その後、ロージーがプリンスのバンドであるニュー・パワー・ジェネレーション(NPG)に加入し、ペイズリー・パークでアルバム制作を始めた際にこの曲をプリンスに聴かせました。するとプリンスがすっかり気に入り、自ら歌詞を書き直して「Pain」として生まれ変わったのです。
お蔵入りからの長い旅路
1990年にロンドンでプリンスのボーカルによる初期バージョンが録音され、1993年にはロージーのアルバム『Concrete Jungle』に収録される予定でしたが、土壇場で外されてしまいお蔵入りに。そこから7年の時を経てチャカ・カーンの手に渡ったものの、そちらのアルバムも発売中止になるなど、数奇な運命を辿りました。
豪華ゲストが参加した貴重な音源
チャカ・カーン版の「Pain」には、ジャズ界を代表するサックス奏者のジョシュア・レッドマンと、唯一無二のグルーヴを生み出すベーシストのミシェル・ンデゲオチェロが参加しています。
時を超えて公開されたオリジナル・バージョン
2016年、プリンスがこの世を去った翌日、ロージー・ゲインズのFacebookでプリンス自身が歌う「Pain」がストリーミング公開されました。その数週間後にはロージーのバージョンも正式にリリースされ、ファンを驚かせました。
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参考Pain [EP] / Rosie Gaines ('16)
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そして2023年『Diamonds And Pearls』のスーパー・デラックス・エディションにて、プリンスのオリジナル・バージョンが公式にリリースされました。
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参考Diamonds And Peals Super Deluxe Edition / ダイアモンズ・アンド・パールズ・スーパー・デラックス・エディション ('23)
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