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プリンスの楽曲と提供曲を視覚化してみました。

12月23日、無事シンコー・ミュージック様から私が監修(執筆)しました『プリンス・ファミリー大全』が発売されました。

https://npg-net.com/2019-11-20/

多くのフォロワーさんに購入頂き感謝しかありません😭

制作にする際クロスビートの荒野さんと”どうすればプリンスが作った数多くの楽曲を多くの人に知ってもらえるか”と悩み今回の形になりました。
例えばディアンジェロ、ファレル・ウィリアムス、クエストラヴ、ジャネル・モネイ、LIZZOと多くのフォロワーも紹介しようと考えましたが、そこまで広げると内容がぼやけてしますし、そういった内容は今後自分のサイトやSNSで発信していこうと思い今回は没にしました。

フォロワーに関しては以前掲載したので貼っておきます😃

https://npg-net.com/2019-02-24/

https://npg-net.com/2019-07-18/

https://npg-net.com/2019-07-20/

もう1つ思いつきはしたものの、余りにマニアックだったので自分の中で却下したのが”プリンスの楽曲と提供曲を視覚化”する事でした。
今回はその内容をまとめておきます。

プリンスの楽曲と提供曲を視覚化

まずはPrince & The Revolution & Prince & NPGを含むプリンス単独名義をグラフ化してみます。

プリンス単独名義をグラフ化

プリンスが世に送り出した楽曲は以前〈Song List〉にまとめました。

https://npg-net.com/discography/song-list/

ここからまずはプリンスの楽曲を絞り込みます。条件は以下の通り。
(割愛した理由その1)この条件が回りくどいので😅

  • 「HITnRUN Phase Two」までに限定
  • ベスト盤、ライブ盤、リミックスは除く
  • 但し"Gangster Glam"や”Beautiful”の様にタイトルが違うリミックスは残す

これを元にグラフ化するとこんな感じになります。

「Chaos & Disorder」、「Emancipation」の’96年、「Crystal Ball」、「The Truth」の'98年、「Rave In2 The Joy Fantastic」、「The Rainbow Children」そしてnpgmc発信の"Eye Like 2 Play"等を含んだ'01年、「Musicology」、「C-NOTE」、「The Chocolate Invasion」、「The Slaughterhouse」そしてnpgmc発信の”Magnificent”等を含んだ'04年は突出してますね。

上記条件で集計すると合計626曲になります。
ここに『プリンス・ファミリー大全』で紹介した楽曲等を追加します。

提供曲等をグラフ化

提供曲はパート3で紹介した315曲以外にもパート4の様に・・・

  • アンディ・アローやジュディス・ヒルの様にソングライトには関与せずプロデューサーとして参加
  • アニ・ディフィランコやノー・ダウトの様に演奏やヴォーカルといったレコーディングに参加
  • ジェームス・ブラウン&アレサ・フランクリンやスティーヴィー・ワンダーの楽曲の様にリミックスのみ参加

というケースもあるので、そのあたりも加味してグラフ化します。
それぞれダブらない様、ソングライト>プロデュース>レコーディング>リミックスという優先順位をつけました。

プリンスが関与した楽曲だけを集計すると合計400曲、両方を合計すると1,026曲になります。

却下した理由

集計する条件が複雑でリミックスを1曲に含むかどうか等、人によって解釈が異なるので、様々な条件を書くと読み辛く誤解を招きやすい事、そして本のサイズでこのグラフを書くと字が潰れそうだったからってのもあります。
まぁ最大理由はやはりマニアック過ぎるからなんですけどね...

グラフから判ること

'01年あたりから提供は急激に少なくなりますが、これはザ・タイム、シーラ・E、マッドハウスといった自身の歌を他のアーティストを介さずとも公式サイト〈npg music club〉や様々な媒体を通じ自分の思うタイミングで楽曲を発表出来るようになった事が影響してると考えられます。
プリンスにとってはとても住心地の良い事だったのかもしれませんが、他者に提供が少なくなった事で話題に上がる事が減り、結果的に”低迷期”と言われてしまう要因だったのかもしれません。
年によって波はあるもののnpgmcを開設した'01年~'16年を平均すれば16曲/年と一般的なアーティストより発表してるんですけどねぇ。

もう1つ判るのは、やはりプリンス関与曲の多さですね。
本ではなるべる伝わる様に書いたつもりではあるのですが、やはり〈百聞は一見(聴)に如かず〉この辺の音源ももっと聴ける環境になる事を願うばかりです。

 

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