プリンスのホーン隊として活躍したフィリップ・ラシータがライブ盤をリリース。キャンディ・ダルファーもゲスト参加

2012年からプリンスのホーン隊〈NPG Hornz〉の中心メンバーとして活躍したフィリップ・ラシータ(Phil Lassiter)が、アムステルダムで行われたライブ盤を6月30日にリリースしました。

Raw In Amsterdam

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Track List

1. Purple (Live) (feat. Candy Dulfer & Jordy Kalfsvel)
2. Party Crashers (Live) (feat. Angela Vergouewen & Efe Erdem)
3. Repent (Live) (feat. Candy Dulfer & Durand Bernarr)
4. Make America Love Again (Live) (feat. Durand Bernarr)
5. Take A Little Time (Live) (feat. Josephine Rojer)
6. Bump The Man (Live) (feat. Durand Bernarr)
7. Poof (Live)
8. Sugar Coat Me (Live) (feat. Durand Bernarr)
9. Diamond In The Rough (Live) (feat. Kris Rietveld)
10. Die Fighting (Live)
11. Wings Of Love (Live) (feat. Durand Bernarr)
12. Soul Music (Live) (feat. Durand Bernarr)

Musician

• Alan Lucchetti (Video Editor)
• Niek De Bruijn (Drums)
• Glenn Gaddum (Bass)
• Richie Reichgelt (Guitar)
• Jordy Kalfsvel (Clavinet, Moog)
• Philip Lassiter (Electric Organ, Trumpet)
• Martin Verdonk (Percussion Instruments)
• Josje Rojer (Vocals)
• Angela Vergouwen (Vocals)
• Kris Rietveld (Vocals)
• Nick Meed (Trumpet)
• Alvaro Jimenez (Trumpet)
• Itai Weissman (Tenor Saxophone)
• Efe Erdem (Trombone)
• Floris Vandervlugt (Baritone Saxophone)
• Candy Dulfer (Alto Saxophone) (1, 3)
• Durand Bernarr (Vocals) (3, 4, 6, 8, 11, 12)

キャンディ・ダルファーをゲストに迎えたライブ

プリンスのもとを離れた2014年以降、定期的にアルバムをリリースし着実にキャリアップを図るフィリップが初のライブ・アルバムをリリースしました。

注目ゲストは２人。
一人目はアムステルダムが地元で共にプリンスを支えたサックス・プレーヤーのキャンディ・ダルファー(Candy Dulfer)。フィリップは彼女の新作「We Never Stop」に客演し、今年の4月21日にはキャンディ・ダルファー、ジュデス・ヒル、そして3rdeyegirlでも活躍したイダ・ニールセンとオランダでライブ《Purple Jam》を行うなどプリンス・ファミリーとの仲は良好のようです。

キャンディはプリンスへのトリビュート・ソング"Purple"と「Live in Love」(2021年)収録の”Repent”に参加しています。

その”Repent”に参加したシンガー・ソング・ライターのドゥランド・ベルナール(Durand Bernarr)は、エリカ・バドゥに見出され2020年に「Dur&」をリリース。キャンディの「We Never Stop」に参加した事でフィリップと親交を深めたと思われ、このライブでは半数の６曲に参加とゲストというよりメイン・ヴォーカルのような雰囲気を醸し出しています。

プリンスとジェームス・ブラウンの香りが漂う「Party Crashers」(2018年)収録の"Bump The Man"では、オリジナルを凌駕するパフォーマンスを披露しています。

サブスクでも聴けますので興味のある方は是非聴いてみてください。

アナログ盤もリリース

CDは未定ですがアナログ盤をリリース。
こちらは"Party Crashers"、"Make America Love Again"、"Die Fighting"の３曲がカットされた9曲入りとなっています。