プリンスが2004年にシングルのカップリング曲としてリリースした「United States Of Division」がストリーミング解禁

プリンスが2004年にシングルのカップリング曲としてリリースした「United States Of Division」が4月4日(日本では日付が変わり4月5日)にストリーミング解禁されました。

United States Of Division

United States Of Division

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アメリカ独立記念日にリリースされた楽曲

「United States Of Division」は、アメリカの独立記念日(Independence Day)となる2004年7月4日に「Cinnamon Girl」の”Digital Virtual B-Side (バーチャルＢサイド"としてプリンスの公式サイトnpg music clubで配信。
同年11月8日に「United States Of Division」と2004年4月20日ニューヨークのウェブスター・ホール(Webster Hall)で行われたライブから、当時アメリカ大統領だったブッシュ政権に対する「Dear Mr. Man」と政治色の強いメッセージ・ソングの２曲が追加収録されたCDシングルがUK盤でリリースされました。
（同年9月28日にリリースされたUS盤のシングルには「Cinnamon Girl」と同曲のMVとメイキングだけが収録）

アートワークは新装

政治色の強い楽曲

イラク戦争の最中に書かれた楽曲で

2004, still at war and everybody hates Americans
2004年、いまだに戦争は続いていて、誰もがアメリカ人を憎んでいる。

と現状を嘆きますが、20年経った今も争いが続いている事をプリンスはどう思うのだろうと考えてしまいます。

Doo doo doo... everybody stop fighting
Doo doo doo... everybody make love
ドゥドゥドゥ...みんな争いを止めよう
ドゥドゥドゥ...みんな愛し合おう

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが暗殺された4月4日に再リリースされたのも意味のあるものだと思います。

音質は向上

当時リリースされたものよりヴォーカルが際立ち、楽器の音も粒立たせているオルタナティブ・ミックスでのリリースされました。
この修正は個人的に気に入っているのですが、そうなるとSONYからリイシューされた「Musicology」も含め再編したリイシュー盤を期待したいものです。