マーヴァ・キング / ザット・パート
アルバム情報
Released:2019/7/19 | Label: Marvalous Works Entertainment Inc
Track List
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アルバム・レビュー
’17年、ジョシュアやエイドリアンやマーカス達NPGメンバー+αのメンバーでカヴァー曲やオリジナルを歌うグループ”NEW POWER SOUL”を結成するも頓挫、そこでフル・アルバムとしては12年振りとなった「Soulicious」をリリースして話題になりました。
約１年振りにリリースされた本作は、１・２曲目が新曲で、残りは「Soulicious」収録曲という再編集盤となるのですが、正確には「Soulicious」が廃盤となり、こちらが新装盤として販売されました。
改定前と比較するとジェシー・ジョンソンがソングライトとギターで参加し話題となった”Superbubblicious”が削られた事...これは本当に残念です。
代わりといってはなんですが２曲目の"Cosmic Girl"は注目の１曲です。
これは冒頭に書いたニュー・パワー・ソウル名義でリリースされる予定だった楽曲です。
マーヴァとしても思い入れがあったんでしょうね、これを完成させリリースしてくれた事は嬉しい限りです！
上のバージョンとは半分しか無いけど聴き比べると同じなのでメンバーは...
- マーヴァ・キング [Marva King] (Vocal)
- ゲイル・ジョンソン [Gail Johnson] (Keybords)
- ヴァネッサ・ドモニーク [Vanessa Domonique] (Drums)
- マイク・エドワーズ [Mike Edwards] (Guitar)
- ジョシュア・ダンハム [Joshua Dunham] (Bass)
- エイドリアン・クラッチフィールド [Adrian Crutchfield] (Sax)
- マーカス・アンダーソン [Marcus Anderson] (Sax)
のままだと思われます。
１曲目でタイトル・トラックの"Th@t Part There"も２種類のサックスが印象的に入ってる事からエイドリアンとマーカスが参加してる可能性大です。（Threeって事はOneやTwoもあるのかな？）
この他、どこまでも伸びるマーヴァのヴォーカルが活きている"Room In Your Heart"、前回と同じく地鳴りの様に聴こえるアフロ・ビートとこだまの様に重なるヴォーカルが魅力的な"With You"から"Afro"のインタールードは鉄板の流れで、アルバムA面に相当するリセット効果があります。
後半は、ドラマティックなイントロから始まるソウルフルなヴォーカルが印象的な"U Need A Soul Sistah"を筆頭に、エレクトロ・ポップ風の"How I Feel"、シャウトとファルセットを巧みに使う"Wolfman Jack"、フージーズやメイシー・グレイのアルバムに参加していたフィリップ・ブラックマンプロデュースによる”Sexay”と"Sexay (Steppers)"は同じ楽曲の静と動みたいな対比が出来て面白いです。
そして前回は冒頭に配置されてた"I'm That Girl"をラストに持ってきた辺りも拘りを感じます。
現時点で購入はデジタル版のみ
2019/8/11時点ではダウンロード販売のみです。
これまでの経緯を考えるといづれthe wrecka stowで発売されるかもしれません。