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Shockadelica / Jesse Johnson ('86)

ジェシー・ジョンソン / ショッカデリカ

アルバム情報

Released:1986/10 | Label: A&M Records

Track List

  1. Change Your Mind (4:07)
  2. Crazay (3:59)
  3. Baby Let's Kiss (3:40)
  4. A Better Way (3:53)
  5. Do Yourself A Favor (3:55)
  6. She (I Can't Resist) (4:50)
  7. Addiction (4:12)
  8. Tonite (4:00)
  9. Burn You Up (4:22)
  10. Black In America (2:53)

Personnel

Produce, Arranged

  • Jesse Johnson

Written

  • Jesse Johnson
  • Pepe Willie (5)

Musician

  • Michael Baker (guitar, voice)
  • Gerry Hubbard (bass, voice)
  • Rocky Harris (drums)
  • Sonny Thompson (keybords, guitar)
  • Tim Bradley (keybords, voice)
  • Keth Lewis (keybords, voice)
  • William Doughty (percussion)
  • Kim Cage (voice)
  • Charmin Michelle (voice)
  • Sly Stone (2)

アルバム・レビュー

'85年にデビュー・アルバム「Jesse Johnson's Revue」をリリースしたのも束の間、翌'86年にリリースされたのが本作「ショッカデリカ」です。

本作の話題曲は何と言っても先行シングルでリリースされた"Crazy"でしょう。
当時低迷していたスライ・ストーンを音楽シーンに引っ張り上げ共演を果たした同曲はR&Bチャート2位と大成功!スライを尊敬するプリンスに取ってはさぞ悔しかったのではないでしょうか・・・
(ちなみにPVの監督は当時まだ有名ではなかったスパイク・リーが担当しています)
注目曲としては"Don’t Let Him Fool Ya"で元はプリンスがデビュー前に演奏に参加していた94 eastのペペ・ウィリーが”If You See Me”というタイトルで書いたもの。
プリンスは"Don’t Let Him Fool Ya"として一度はレコーディングするもお蔵入り、これをジェシーがカヴァーという変わった経緯の曲です。

他にもキャッチーなシンセ・ファンクの"Baby Let's Kiss"、逆に重みのあるビートとジェシーの軽めのヴォーカルのバランスが良い"She (I Can't Resist)"、ラストのアコースティック・ナンバーの"Black In America"まで一気に聴き入ってしまいます。

毎回作品のカラーを変え良い意味で期待を裏切り続けるプリンスに対し、芯の一本通ったミネアポリス・サウンドを展開するジェシーも素敵です。

ちなみにプリンスの曲に"Shockadelica"がありますが、これはジェシーの成功を少しでも遅らせようとアルバム・リリース前に同名曲のシングルをリリースし、彼に”二番煎じ”という印象を与える為のプリンスらしい嫌がらせによって発表された楽曲です。(いけずですねぇ😅)

Music Video

ジェシーとマーヴァ・キングの共演

ちなみにじぇしーは'86年に放送された「BET's Video Soul」という番組で、後にNPGのバック・ヴォーカルで加入するマーヴァ・キングと共演しています。

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