プリンスによるフル・プロデュースのもと、2015年にソロ・デビュー『Back In Time』を果たしたジュディス・ヒル(Judith Hill)が4作目となる最新アルバム『Letters from a Black Widow』を4月26日にリリースしました。
Letters from a Black Widow
Track List
- One of the Bad Ones
- Flame
- My Whole Life Is in the Wrong Key
- We Are the Power
- Black Widow
- Touch
- Dame de la Lumiere
- Let Me Be Your Mother
- You Got It Kid
- Runaway Train
- Downtown Boogie
- More Than Love
3年振りの新作
前作『Baby, I’m Hollywood!』から約3年振りとなる新作。
参考ジュディス・ヒルの新作「Baby, I'm Hollywood」が2021年3月5日にリリース
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作詞・作曲・編曲だけでなく、演奏ではピアノとギターに加えベースも習得するなどマルチ・プレーヤーへと成長。バックにはこれまで同様ベーシストの父ロバート”ピーウィー”ヒル、キーボーディスト母ミチコ・ヒルが参加しています。
It took a while for me to get to a place where I can share these parts of myself.
But I found so much healing and strength writing this music.
自分の中の感情を共有できるようになるには、しばらく時間がかかったわ。
でも、この曲を書くことで、たくさんの癒しと強さを見つけることができたの。
と語ってるように、本作ではこれまで隠していた自身の内面について表現した作品になっているようです。
ジュディスと言えばマイケル・ジャクソンやプリンスの寵愛を受けるも相次いで悲しい別れを経験した事で知られていますが、ファンの悲しみが彼女へ向けられSNSなどで"Black Widow (黒い未亡人、黒い魔女)"と言われ殺害予告まで投稿されるなど酷い誹謗中傷を受けました。
本作では口にするのも辛い「Black Widow」を自ら向き合い表現する事で新たな一歩を踏み出そうとしています。
映画のサウンド・トラックを彷彿させる力強いサウンドと二人のレジェンドに認められた圧巻のヴォーカルが魅力の「One of the Bad Ones」を筆頭に、ブルージーな「Flame」、軽快なギターのカッティングから次々とグルーヴを紡いでいく様が素晴らしい「We Are the Power」、家族へのリスペクトが感じられるジャジーな「Dame de la Lumiere」、ロックンロールなナンバーの「Runaway Train」などバラエティに富んだ楽曲が多い所も魅力の1つ。
本作が彼女にとっての分水嶺となり、多くの人に受け入れられる事を願うばかりです。
公式YouTubeチャンネル
公式サイトで全曲視聴できます。
公式サイト
彼女の公式サイトでは新作のアルバムやグッズの他に、冒頭で紹介した『Back In Time』のCDも販売しています。
Judith Hill Online Store
judithhill.xyzmerch.com