9月25日にリリースされる『サイン・オブ・ザ・タイムズ』。
https://npg-net.com/2020-06-26/
未発表トラックが63曲も収録されているCD8枚組+DVDのスーパー・デラックス・エデイションから先行で、”Witness 4 The Prosecution”と"I Could Never Take The Place Of Your Man (1979 Version) "が先行公開されていました、今回は"Cosmic Day"が公開されました。
↓Youtube Music
https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kdiD-A6AjcmQAVBMD8hT44-oma7EMGY-s
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Cosmic Day
"Cosmic Day"は、1986年11月15日にサンセット・サウンドで録音。時系列ではお蔵入りとなった「Camille」制作後で「Crystal Ball」(’98年発とは同名異作)着手頃の作品。「Crystal Ball」は3枚組では売れないとレーベル側から言われお蔵入り、ブラッシュアップされたものが「Sign O' The Times」となります。
は後に前半2分程のブート音源として流出しましたが、今回は5分39秒のフル尺が収録。プリンスの曲は長い曲が多いですが、オリジナルがこんなに長いとは思いませんでした。正に"氷山の一角"!
演奏、コーラスすべてプリンスですがバンドを意識した作りで、車のエンジンをかけ疾走する絵が浮かぶイントロから中盤からは悦に入るギター、終盤でクールダウンを挟みまたギターが唸るロック・ナンバーは、”Play In The Sunshine”にも通じるものがあるものの、「Crystal Ball」「Sign O' The Times」どちらにも選曲されず。
このサイケデリック感は...
そこはかと流れるサイケデリック臭は、'88年にペイズリー・パーク・レコードに招き入れたスリー・オクロック(The Three O'Clock)を思い出します。
彼らがリリースした「Vermillion」には'85年7月に制作した"Neon Telephone"を提供。
彼らには提供するも出来が悪かったからお蔵入りとなったと”Teacher, Teacher”(「プリンスと日本」に掲載)がありましたが、もしかすると”Cosmic Day”も提供してたかもしれないかもと妄想してしまいます。
今回のデラックス盤には、その”Teacher, Teacher (1985 Version)”も収録されるのでまたまた妄想が膨らみしそうです。
...というか’85年のが収録されるなら制作時期的に考えても"Neon Telephone"のプリンス・バージョンも収録して欲しかったなぁ
Teacher, Teacher (1985 Version)
そう言えば去年1月頃、CROSSBEATさんとこんな会話してた...
ほんとに”Teacher, Teacher (1985 Version)”が公式でリリースされるなんて!
(それとバングルス経由というのも初めて知りました!)
"Teacher, Teacher"は「ATWIAD」辺りに入っても遜色ない1曲ですね。
プリンス版は「Dream Factory」としてリリースして欲しいけど現実的ではないので、未発表曲集もしくは旧作再販でデラックス・エディション収録とかしてくれると良いなぁ!— KID (@NPG_KID) February 1, 2019