メイシオ・パーカーの新作「Soul Food: Cooking With Maceo」が6月26日にリリース、プリンスのカヴァーも収録
メイシオ・パーカーが4月25日のtweetで"Stay Tuned for news coming soon!"と発言。
明けて5月1日に投稿されたのは新作アルバム「Soul Food: Cooking With Maceo」を6月26日に発表するというものでした。
New Album: “Soul Food, Cooking with Maceo"
Out 26th Junehttps://t.co/BhGeZWYn0GYou can stream, download, pre-order the album at https://t.co/CWYrhA1udZ
it’s being released by Mascot Label Group…Stay safe everyone and remember “It’s All About Love"
— Maceo Parker (@maceoparker) May 1, 2020
Soul Food: Cooking With Maceo
曲リスト
- Cross The Track (5:05)
- Just Kissed My Baby (5:27)
- Yes We Can Can (5:42)
- M A C E O (5:08)
- Hard Times (3:42)
- Rock Steady (5:01)
- Compared To What (4:30)
- Right Place Wrong Time (4:08)
- Other Side Of The Pillow (4:50)
- Grazing In The Grass (5:27)
アルバム情報
’18年「Life On Planet Groove」の25周年盤となる「Life On Planet Groove – Revisited」やマイケル・アベネ&WDR Big Band Cologneとのコラボ盤「It’s All About Love」(’18)等をリリースしましたが、単独名義では’12年の「Soul Classics」以来。
公式サイトによれば、プロデューサーにはノラ・ジョーンズやアル・グリーン等を手掛けたイーライ・ウルフ(Eli Wolf)を迎え、ニューオリンズのHouse of 1000hzでレコーディング。ネヴィル・ブラザーズのアイヴァン・ネヴィル(Ivan Neville)、ダンプスタファンクのニッキー・グラスピー(Nikki Glaspie)、両バンドに参加しているトニー・ホール(Tony Hall)等を迎え、オールドスクール・ファンクとニューオーリンズのサウンドを融合させた作品と語っています。
アルバムには、セルフ・カヴァーの“Cross the Track"の他、ドクター・ジョンの“Right Place, Wrong Time"、ミーターズの“Just Kissed My Baby"、アラン・トゥーサンの“Yes, We Can Can"、アレサ・フランクリンの“Rock Steady"、メイシオがリスペクトしているデヴィッド・ファットヘッド・ニューマンの“Hard Times"等のカヴァーが収録されています。
そんな中、プリンス・ファンの注目はなんと言ってもプリンスの“The Other Side of the Pillow"。
’98年の「The Truth」に収録されたプリンスが爪弾くアコースティック・ギターの音色が心地良い1曲で、今月再販される「Up All Nite With Prince」にパッケージングされた「One Nite Alone…Live!」にはライブ・テイクが収録されています。
公式サイトには作品の思いを語っていますが、文末にはプリンスの事を語っていました。
(前略) More than anything I miss Prince. He was a genius, so it was special to re-record a song he and I had once toyed with idea of releasing and give it that special New Orleans feel while also referencing the person I most admired growing up, the Genius Mr Ray Charles
(前略)なによりもプリンスが恋しいよ。彼は天才だったから、彼と僕がかつてリリースを考えていた曲を再レコーディングして、ニューオリンズの特別な雰囲気を出すことは特別なことだったし、僕が最も尊敬していた人物である天才のレイ・チャールズにも言及しているんだ。
タイミングが合えば「Dial: M-A-C-E-O」みたいにプリンスが直接関与してたのかもしれませんね…その時の思いをどう形にしてくれたのか楽しみですね。
2020-05-05BlogBand Member,New Power Generation,NEWS(Related)
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