サナンダ・マイトレーヤの新プロジェクト始動。アルバムには”Prince”という名の曲も収録

サナンダ・マイトレーヤ(Sananda Maitreya)の新プロジェクト〈Pandora’s PlayHouse〉が遂に形となり4月22日にアルバム「From Avalon to Babylon」がリリースされました。注目の1つはやはりプリンスへ捧げた1曲です。

アルバム情報

sanandamaitreya.com

収録曲

  1. The Queens of Babylon (3:33)
  2. The Kings of Avalon (3:15)
  3. Mr. Skeleton (3:23)
  4. Don’t Leave Me Here! (4:33)
  5. Pandora’s PlayHouse (4:27)
  6. Prince! (3:15)
  7. Excuse Me, But… (3:03)

レビュー

公式サイトの説明によれば、本作はThe Rise Of The Zugebrian Time Lords(’15)、Prometheus & Pandora(’17)に続く3部作の完結に当たる作品で、〈PANDORA’S PLAYHOUSE〉というプロジェクト名は、2年前の誕生日となる’18年3月15日に自身のサイトで「Prometheus & Pandora」で共演したイタリアの歌手で女優のルイザ・コルナ(Luisa Corna)とコラボする事を発表しました。

発表から2年の歳月が経ち完成されたアルバムは、作プロデュース演奏はもちろんサナンダ一人によるもの。全四章の第一章(Chapter 1)にあたる本作には当初予定されてたルイザの名はクレジット上には見当たりませんが、次章から参加する可能性があります。

各章にはテーマとなるカードが与えられます。今回は‘A House’。
新型コロナ・ウィルスにより"Stay House"を余儀なくされている現状を反映したMVもインパクトのある”Mr. Skeleton”が先日アップされました。

他にも女性の尊厳を歌ったオープニング・トラックの”The Queens of Babylon”と男性に対する“The Kings of Avalon"の対比などサナンダ独特の表現が今回も炸裂していますが、プリンス・ファンとしては注目はやはり6曲目の“Prince!"です。
楽曲について公式サイトから引用します。

I wanted to write something simple and heartfelt to honor the wonderful life of my friend and mentor, PRINCE.
There isn’t much more to say about it.
He was like THE BIG BROTHER YOU DREAM OF HAVING.
The one who went before you and made it easier for you to be yourself.
He was the idol that proved. Other idols were shady.
Master Jackson HATED ME, HARD !
But particularly masters Prince & Miles embraced me like a LONG LOST SOUL.
One that they knew NEEDED it. And I’ve only grown closer to them in the years as
I HAVE GROWN.
ASTRAL TWINS ARE USUALLY BORN WITHIN 4 years of the other.
And more than anyone, I always felt that Maestro Prince Rogers Nelson
& I were fathered by the same spirit.
And we are STILL catching up to the genius of his musical legacy and stunning musicianship.
We are lucky to have had him. He is The Godfather to one of my children
So he remains a part of my family.
I MISS HIM AND DEDICATE THIS SONG TO HIS MEMORY.

”友人でありメンターだったプリンスの素晴らしい人生を称えるために何か心のこもった事を書きたいと思った。”と書き出し、プリンス(とマイルス・デイヴィス)が自身に与えた影響を熱く語っています。(マイケルが彼の事を快く思ってなかったという文はちょっとビックリ)

タイトルだけ目にしたものの上記のメッセージを読んでいなかったので内容が判らずプレイボタンを押したのですが、最初の鍵盤を叩いた瞬間に鳥肌が立ち思わず泣いてしまいました。「One Nite Alone…」を連想されるこの曲は、プリンスがいない寂しさを言葉ではなくピアノのインスト・ナンバーにした事でより想いが伝わってきます。ありがとうサナンダ!

公式サイトには全曲の歌詞が掲載されています。

今回は昨今の情勢も考えて即リリース出来るデジタル盤(€11.00)のみ、下の公式サイトで購入出来ます。


4部揃ったらフィジカルがリリースされるかもしれませんね。

Fallen Angel Tour 2019

昨年リリースしたライブ盤「Fallen Angel Tour 2019」も素晴らしいので興味がある方はこちらも聴いてみて下さい。

↓で全曲視聴できます。

フルセット・ライヴ映像

2019年6月15日にイタリアのアレンツァーノで行われたフル動画も貼っておきます。