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CBSの番組『60 Minutes』でプリンスを特集(公式動画あり)

CBSの番組『60 Minutes』で7月にリリースされるプリンスの未発表アルバム「Welcome 2 America」(以下W2A)の事や映像を保管している金庫(The Vault)について特集しました。

What's hidden in Prince's vault of unreleased music?

CBSのジョン・ワートハイム特派員はミネアポリスにあるペイズリー・パークを訪問。
NPGのモーリス・ヘイズと共にスタジオBに入り「W2A」について語りました。

W2Aについて

プリンスはモーリスにコ・プロデュースを就くこと依頼し、"Man, here's the record. I want you to overproduce it. Anything I don't want I'll take it away. (これがレコードだ。過剰にプロデュースしてほしい。気に入らないものは、僕が手を加えるから)"と言われたそう。
続いて"Check the Record"を聴かせ、記録には”Seems like your girlfriend was in my bed… (君の彼女が僕のベットにいたようだ...)”と話しました。(全容は判りませんがプリンスらしいセクシーな楽曲の様です!)

特派員から”何故このアルバムを発表しなかったかプリンスは話してくれましたか?”と質問にモーリスは、プリンスに訪ねると"Well, we'll just have to revisit that down the line.(それはまた考えよう)"と答えたそう。
続いて”Cause he was just onto the next project.”と、モーリスが問いかけた時点で次のプロジェクトが進行していた事を語りました。この事から2014年の「ART OFFICIAL AGE」「PLECTRUMELECTRUM」以前に制作していたアルバムが存在する事を物語っています。

 

未発表曲について(モーリス&シェルビー)

モーリスは未発表曲について「プリンスが録音した音楽のほとんどはリリースされなかったよ。一説によると8,000曲、つまり数百枚のアルバムがペイズリーパークから出ていないと言われています。」と答え、同席したシェルビー・Jは「音楽は牛乳じゃないから賞味期限はありませんからね。」とプリンスの音楽が普遍的である事を話しました。

プリンスが24時間創作活動をしていたエピソードとして、夜中の2時に電話がかかってきて”レコーディングしたい”と言われ向かった事を話しました。(夜中2時半に電話してきて"What are you doin', Shelby?"はないですよね!)

シェルビーはプリンスに”この曲はどうなるの?”と尋ねると"Oh, somebody'll-- somebody will do somethin' with it (あぁ、誰かが...誰かが何かしてくれるだろう)"と気楽に答えたそう。
その時"I won't be here.(僕はここに居ない)"という雰囲気だったそうで、いつか日の目を見る事を知っていたと語りました。

 

トロイ・カーターのインタビュー (その1)

プリンスの映像・音源を管理しているトロイ・カーター氏は、初めてペイズリーを訪れた時、金庫室(The Vault)を見た時の事を「床から天井までの棚にテープがぎっしりと詰まっていて、音源、ビデオ、そして歌詞や絵など様々なものが保管されていました」と話、"Little Red Corvette"の手書きの歌詞を見せながら当時の事を振り返り”今鳥肌が立ってます”と答えてくれました。

”プリンスは金庫に何年も入ってない”と聞いた時、古い資料を捨てて新しいものになっていると思ったそうですが、実際はプリンスが金庫のパスワードを忘れただけだったという笑い話もしてくれました。
(プリンスは”pre-vault”に入れ始め、結果部屋がどんどん増えたそうw)

「Arsenio Hall Show」での会話

インタビューの途中で2014年に放送された『Arsenio Hall Show』お映像が差し込まれました。
アルセニオ・ホールから金庫に保管されている音源の事を尋ねられたプリンスは"I don't go back in time and listen to it. I worked on it and brought it as far as I could right then. A lot of it I didn't even finish.(過去に遡って聴くことはないな。僕はその時出来る事を取り組んだよ。完成してない曲もある)"と答えました。

 

ギターの演奏とバンド・コントロールについて(モーリス&シェルビー)

NFLスーパーボウルでのハーフタイムショウの映像の後、ジョンから「プリンスは、ギターソロを弾く時のアプローチについて何か言っていましたか?」という質問に、(演奏が顔に現れるのは有名ですが)二人は揃って"Gotta make the ugly face. (酷い顔をしなければならない)"と回答w(あの顔をしないと音が上手く出ないらしい。)

ライブについては、その場で曲やセットリストを組み替えたり、メンバーが音を外したときには怒鳴りつけたりと、まるで人間ジュークボックスのように自然体で演奏していた事を語りました。

メンバーが失敗すると罰金を課すという話は有名で、ある日モーリスが失敗したので"Well, looks like Morris just bought me a new pair a boots this week (今週はモーリスが新しいブーツを買ってくれた)" というエピソードを話してくれました。(減点されただけと答えてたのでペナルティはあったようです)

ジョンから「コントロールし過ぎる事はありませんでしたか?」という質問に対し、モーリスは細かく管理されていた事は認めつつも、プリンスの魅力は”誰がこの船を動かしていたかが常に判る事”だったと答えました。

トロイ・カーターとのインタビュー (その2)

プリンスはマスター音源の所有権を獲得し、現在はエステートが管理しています。
エステートして今後の目標はプリンスの意思を尊重しカタログをマネタイズする事について「プリンスだったらどうするだろう?」と考えながらやっていますかという質問に「プリンスが天国から横目で見ていないか確かめたいんだ。ほら、あの有名なプリンスの横目だよ。」と答えるトロイ。

プリンスが遺書を残さなかったことを理解するのは難しい。相続人たちが彼の財産を巡って争い、数値化することが非常に難しいもの(未発表音源)に価値を見いだそうとしている中で、プリンスのファンは忠実であり続け、ペイズリーパークに巡礼し、彼の金庫から次の音楽が聴けるのを待っています。
ファンはすべてを聴きたいと思っていますから、ファンが聴いていないものを見つけられれば、それは勝利のようなものです。

と答えました。

 

W2Aについて(モーリス&シェルビーのインタビュー)

再びスタジオBで"Born 2 Die"を少しだけ聴かせ、 10年前にレコーディングされたこのアルバムは今の時代にも通じるものがあります。と伝え、シェルビーも「黒人として生まれたプリンスだからこそ、その事を書いたり歌ったりできました。ちょうどいいタイミングなんです。ちょうどいい時期なんだ。」とW2Aがリリースされる意義を伝えてました。

 

 

アルバムに参加したタル・ウィルケンフェルドもW2Aに対する思いを投稿

「W2A」がリリースされると発表された際、アルバムに参加したベーシストのタル・ウィルケンフェルドも作品に対する思いをSNSに投稿。

タルはラジオで、レコーディングに際しオーディションでクリス・コールマンを選んだ事、そして”they recorded "several albums" together.(いくつかのアルバムをレコーディングした)”と話しました。

今回タルが参加した楽曲は"Welcome 2 America"と"Hot Summer"の2曲と言われています。(正確なクレジットが公開されていうなので実際はもっと多いかもしれません)

https://npg-net.com/2021-04-10/

彼女が語った"several albums"が、プリンスが構想してたアルバムなのか、もしくはアルバム数枚分の楽曲をレコーディングしたかは定かではありませんが、「20ten」('10)から「AOA」「PE」('14)の4年間に今回の「W2A」の他に録り溜めていた事を裏付ける証言と言えます。

プリンスが何を思い、歌に込めたのか...気になります。

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