Monte Moir / This Side Of Paradise (’84)
モンテ・モア / ディス・サイド・オブ・パラダイス
アルバム情報
Released:2001/7/31 | Label: Warner Bros.
Track List
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PersonnelProduce, Arranged, Written
Musician
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アルバム・レビュー
フロント・マンのモーリス、プロデューサーとして一世風靡したジャム&ルイス、ギタリストとプロデューサーとしても活躍したジェリービーン、コメディなキャラがモーリスと相性バッチリのジェローム、ザ・ファミリーのメンバーとして活躍したジェリービーンといる中で、モンテは影が薄い存在だったと思います。
ジャム&ルイスの二人とは仲が良く、ザ・タイムが空中分解した後二人がを立ち上げたFlyte Tymeに合流。
アレキサンダー・オニール、シェレール、ジャネット・ジャクソン等のアルバムでプロデュースを担当。
グラディス・ナイトやパティ・オースティンのアルバムではキーボードで参加する等、地道な活動を続けています。
Flyte Tymeから離れた後もDejaやForce MD’S等のアルバムでプロデューサーとして活躍。
90年の映画『Graffiti Bridge』でTIMEがリユニオンし、アルバム「Pandemonium」で再び脚光を浴びますが、その後暫くの活動は不明でしたが’01年にソロ・アルバムをリリースしました。
セルフ・プロデュース作で、しっとりとしたサウンドに乗せてモンテ自身がヴォーカルを取る“I’m The One Who Love You"、ニューオリンズ風サウンドの“On Your Way Home"、スムース・ジャズ・テイストの“For Want And Desire"、アコギの音色が哀愁を醸し出している“Save Your Love For Me"等、ミネアポリス・ファンクとは違い全体的に落ち着いた作品になっています。
作品としては決して悪い訳ではないのですが、モンテは奏者とプロデュースに専念し優秀なヴォーカリストを使えば更に良い作品になったと思います。
2018-05-16
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