ロードケース・ロイヤル / ファースト・シングス・ファースト
アルバム情報
Released:2017/9/22 | Label: Loud & Proud Records
Track List
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アルバム・レビュー
'13年にロックの殿堂入りもしたハートですが、'17年頃、バンドの顔と言えるアンとナンシーのウィルソン姉妹が不仲となりアンがソロで活動。
残されたメンバーは新たなヴォーカリストとしてNPGで活躍していたリヴ、そして彼女の来日公演に参加しSadeのバンドでも活躍したライアンの6名で新バンドを結成、クラウド・ファンディング”PledgeMusic”で制作資金を調達しデビュー・アルバムをリリースしました。
プロデュースはベースのダン・ロスチャイルドが担当。
アルバムのオープニングを飾るのは、プロジェクト始動時に発表した"Get Loud"はアンに負けず劣らず伸びのあるパワフルなリヴとナンシーの美しいヴォーカルの融合、そして骨太のロック・サウンドが融合したカッコイイ一曲です。
続くライアンの印象的なギター・イントロからスローに転調サビではまたロックと変幻自在のサウンドが魅力的な"Not Giving Up"、ブルース・ロック調の"Hold On To My Hand"、ハートっぽい"Even It Up"、ノイジーなサウンドと伸びやかなリヴのヴォーカルのバランスが絶妙な"Cover Each Other"、フォーク・ロックっぽいバラードから畝る様なグルーヴに転調する"The Dragon"、そしてハートの名曲"These Drem"も収録されてます。
ハートのメンバーが4人も集まれば音楽の方向性もサウンドも決まってるんで、好きな人には文句なしに"買い"のアルバムですね('∇')
個人的にはリヴのヴォーカリストとしての才能を改めて感じる1枚になりました。