トゥ・ザ・ティース / アーニー・ディフランコ
Released:1999/11/16 | Label: Righteous Babe Records
Track List
- To the Teeth (7:42)
- Soft Shoulder (6:04)
- Wish I May (4:53)
- Freakshow (5:42)
- Going Once (5:33)
- Hello Birmingham (5:23)
- Back Back Back (4:46)
- Swing (6:10)
- Carry You Around (3:24)
- Cloud Blood (4:51)
- The Arrivals Gate (4:35)
- Providence (7:18) P
- I Know This Bar (5:31)
Personnel
Produce, Arranged, Composed, Written
- Ani DiFranco
Musician
- Kurt Swinghammer (guitar) (1, 2, 10)
- Jason Mercer (bass) (1-3, 5-8, 10-12)
- Daren Hahn (drums) (1-3, 5-8, 10, 12)
- Brian Wolf (horns) (1, 2, 7)
- Julie Wolf (organ) (1-3, 5-8, 10, 12)
- Maceo Parker (flute) (2) (sax) (7, 8)
- Corey Parker (vocals) (7)
- Mark Mullins (trombone) (3)
- Irvin Mayfield (trumpet) (3)
- Kingsway Clap, Stomp Corps (handclaps) (7)
- Prince (credited as )– (background vocals) (12)
アルバム・レビュー
アーニー通算10枚目のスタジオ・アルバムは、同年1月に「Up Up Up Up Up Up」、5月にはユタ・フィリップスとデュエット・アルバムと立て続けにリリースしていた勢いに乗っている1999年リリースの作品です。
1998年8月から約1年かけて制作されたアルバムは、コロンバイン高校で起きた虐殺事件に対する曲でタイトル・トラックの"To the Teeth"をはじめ、'98年10月にニューヨーク州バファロー市で起きた中絶医バーネット・スレピアン医師の狙撃事件とアラバマ州バーミンガムの中絶クリニックの爆破事件に対する”Hello Birmingham”といったメッセージ性の高いものから、二人の恋人について書いた”Soft Shoulder”など幅広く、サウンドはブルース、フォーク、ジャズ、ファンクとバラエティに富んだサウンドも魅力的な1枚です。
客演には、ツアーに帯同したメイシオ・パーカーに加えメイシオの息子コーリーがヴォーカルで参加、そしても1曲参加しています。
アーニーは1999年7月3日にミネアポリスでライブを行った際メイシオの紹介でペイズリー・パークに招待。メイシオと共に「Rave Un2 The Joy Fantastic」に客演しました。今回はそのお礼として"Providence"参加した形で、1999年7月31日にルイジアナ州ニューオリンズのスタジオでレコーディングされた音源にペイズリー・パーク・スタジオでのボーカルが加えたられたと言われています。