プリンス・ファミリーのアンドレ・シモーン(André Cymone)とセント・ポール・ピーターソン(St. Paul Peterson)、そしてマイク・マーフィー(Mic Murphy)、ガードナー・コール(Gardner Cole)がプロジェクト〈The Mighty Soulmates〉を組み、1993年に録音した「VOL.1」のアナログ盤が12月3日にリリースされます。
The Mighty Soulmates
Track List
- I Wanna Be The One (3:35)
- Back In The Day (4:39)
- Blue Tuesday (3:43)
- Private Time (4:08)
1993年に録音された貴重な音源
ザ・マイティ・ソウルメイトは、プリンスの幼馴染でバンドの初代ベーシストで、脱退後はアーティスト、プロデューサーとして活躍しているアンドレ・シモーン、ザ・ファミリーのヴォーカリストで、脱退後は同じくソロで活躍する傍らプロデューサーや奏者として数多くのアーティストと仕事をしたセント・ポール・ピーターソン、80年代にザ・システムのヴォーカリストとして活躍したガードナー・コール、そしてマドンナの”Open Your Heart”やアンドレのプロデュースの下ジョディ・ワトリーの"Everything”等を共作したソングライターでプロデューサーのガードナー・コールによるスーパー・ユニット。
発売元のBE WITH RECORDSの情報によると、SASSのリイシューで一緒に仕事をしたマイクから、1993年に録音した当時の音源についての話を聞かされリリースする事になったそうです。
マイクによると1993年の夏、ガードナー・コールからアンドレやポールと一緒に仕事をしてみないかと誘われカリフォルニア州ウッドランドヒルズにあるガードナー宅に向かうと、3人はガードナーのスタジオで曲作りを始めていたそうです。
その後、LAのダウンタウンにあるアンドレのスタジオで追加のレコーディングが行われました。
このプロジェクトは、1994年1月にガードナー宅がノースリッジ地震に見舞われるまでの約6ヶ月間、休みなく取り組んだと語っています。
当時レコードにしようという漠然としたアイデアがあったものの、メンバーそれぞれが本業に戻ってしまい現在に至ったそう。
セント・ポールによれば「30年近くもの間、上質なファンクの傑作のように熟成されていたっmだよ。すべてのものには適切な時期があり、今がその時期なのです」と。
Be With Records • The Mighty Soulmates EP
www.bewithrecords.com
リリースされる4曲について、アル・B・シュア!、ベビーフェイス、シャラマー、そしてプリンスを取り入れた様な楽曲で、このメンバーをみればそれほど驚くことではないと...。確かに。
上記のサイトにはそれぞれ1分半のサンプルを聴くことができ、サイトには各曲の詳しい情報が掲載されています。
現時点ではレコードのみリリースされるようですが、デジタル版もリリースされるかもしれませんね。
デジタル版もリリース
アナログリリースと同日にデジタル版もリリース。
こちらは上記4曲を含む14曲収録です。
Track List
- I Wanna Be The One (3:35)
- Private Time (4:08)
- Gonna Love You Right (3:02)
- Dreamin' (4:32)
- Blue Tuesday (3:43)
- Love Foundation (3:50)
- Get Down (4:15)
- One On One (6:16)
- Back In The Day (4:39)
- Hollywood (4:00)
- Tied To Your Pocket (3:59)
- Get Up Get Off (3:47)
- Midnight Revelation (3:58)
- Ball Of Confusion (5:53)
2022年6月25日に日本独自CD化
2022年6月25日に金澤寿和(Light Mellow)監修・解説でPヴァイン・レコードから日本独自CDがリリースされます。
Vol. 1[監修・解説:金澤寿和(Light Mellow)][日本独自CD化]