ドッケンやリンチ・モブなど幅広く活躍しているジョージ・リンチ(George Lynch)とジェフ・ピルソン(George Lynch & Jeff Pilson)がカヴァー・アルバム「Heavy Hitters」を10月13日にリリースしました。
Heavy Hitters
Track List
- One Of Us / Joan Osborne
- You Got The Love / Rufus
- I Feel The Earth Move / Carole King
- Ordinary World / Duran Duran
- Music / Madonna
- Apologize / OneRepublic
- Nowhere To Run / Martha & The Vandellas
- Kiss / Prince
- It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine) / R.E.M.
- Champagne Supernova / Oasis
- Lucille (Bonus track) / Little Richard
プリンスの"KISS"も収録されたカヴァー・アルバム
近年はあまり聴いてなかったんでヘヴィ・メタル/ハード・ロックで活躍している二人がどんな選曲をするのかと思ったら、ワンリパブリック、R.E.M.、オアシスといったロック・ナンバー以外に、ジョン・オズボーン、ルーファース(チャカ・カーン)、キャロル・キング、デュラン・デュラン、マドンナ、マーサ&ザ・ヴァンデラス、そしてプリンス...と、バラエティに富んだカヴァー集になっています。(ボーナス・トラックにはリトル・リチャードのカヴァーも収録)
多くのアーティストがカヴァーしているだけに、いかに個性を出すかが難しい"KISS"ですが、ファルセット巧みに使ったセクシーなオリジナルのプリンス、ダンディなトム・ジョーンズとはまた違った、ワイルドセクシー路線のロック・ナンバーに仕上がっていて好感が持てました。
他にもジョン・オズボーンのヒット曲でプリンスも「Emancipation」でカヴァーした"One Of Us"や、疾走感のあるキャロル・キングの"I Feel The Earth"等は車のCMソングに似合うカヴァーに仕上がってます。またマドンナの"Music"は男性が歌う事でまた雰囲気がガラッと変わってて面白い1曲でした。
↓で全曲聴くことが出来ます。