プリンスの未発表曲集が9月にリリース予定。

2016年に4ever、昨年「Purple Rain」のDELUXE EXPANDED EDITIONと、プリンスが大事にしていた歌声が少しづつ公開されてます。

そして4月20日、’84年に録音された貴重な未発表音源“Nothing Compares 2 U"をリリースしましたが、Varietyの情報によれば9月に未発表曲集をリリースするようです。

Prince Album of Previously Unreleased Material Due in September – Variety

現在プリンスの貴重な音源は、ペイズリー・パークの倉庫では品質を維持出来ないという事でロスの”アイアン・マウンテン・エンタテインメント・サービス”が保管しています。

この大事な資産を管理するアトム・ファクトリーのアドバイザー、トロイ・カーターによれば、音源・映像・写真・メモ等キチンと保管され修復されていってる様です。
(2周間前に届いた箱の中には"KISS"の別バージョンがあったそうです!)

そしてプリンスの資産を管理しているコメリカ・バンク&トラストと協議をしてリリースされたのが先日の“Nothing Compares 2 U"でした。

そして次のアクションとして未発表曲集をリリースする予定という事です。

トロイによれば、ワーナーから9月にリリースする予定。
プリンスはすぐ世に出せるパッケージ化してた音源も存在していますが、どういう形で選曲されるかは未定。

また、昨年ユニバーサルと決裂したワーナー以外の音源が収録されるかについてはコメントを控えています。

インタビューの中では保管されているライブ映像等も検討対象になっているという事で、今後リリースされる可能性が出てきましたね。

簡単なのはワーナー期にリリースされた"D&P"や"3 Chains O’ Gold"のブルーレイ化あたりからなんでしょうけど、出来れば未発表のモノもリリースして欲しいですね。

未発表音源の是非について

未発表音源の取扱についてはプリンスに限らずとてもデリケートな案件だと思います。
本人の意思が介在出来ない以上、正直“諸手を挙げて賛成"という気にはなれません。

プリンスは2014年に行われたローリングストーン誌のインタビューで、”この世を去った後に未発表の音源をリリースしてもらいたいですか?”という質問に対し・・・

No, I don’t think about gone.
I just think about in the future when I don’t want to speak in real time.

いや、俺は死はこの世を去るって意味じゃないと思ってる。死はある時、俺がリアルタイムで話せなくなった時のことだと思う。

という風に語っていました。

 

また過去のインタビューではマスターテープについて…

僕が死んだらマスターテープ(音楽)が僕自身だよ。
それをお金に換えて誰かが儲けるのかい?
そんなの耐えられないね。

と答えていました。
プリンスはレーベルと揉めた頃、自分が出したいタイミングでアルバムがリリース出来ず"SLAVE"とフェイスペイントをしていたのは有名な話。

未発表のリリースが”今”と言われれば考えてしまいますが、個人的にはプリンスの言葉をリアルタイムで聞くことは出来なくなった今、未発表をブートでしか聴けない位なら正規ルートでキチンとリリースし、そこで得た利益で末永くプリンスの貴重な財産を管理してもらいたと思っています。