プリンスがお気に入りだったステファン・シモンズのアルバム

先日プリ友のmiyumamaさんやボサさんとステファン・シモンズのアルバムの話で盛り上がったので紹介しておきます😄

キッカケはスティーヴ・パークさんの投稿

話のキッカケとなったのはプリンスの元で仕事をして昨年PICTURING PRINCE プリンスの素顔を出版したスティーヴ・パークによる↓の投稿。

要約すると、スティーヴがペイズリー・パークで仕事をしてるとプリンスがやってきてCDを流したそうです。
プリンスはよく未発表音源をスティーヴに聴かせてたのでてっきり作成中の音源かと思いきや別のアーティストの音楽でビックリ!

プリンスはこのアルバムを気に入って週に何度も聴いて、ステーヴに“ I’m going to make a record with him.”とまで言ったそうです!

スティーヴがプリンスに”これは誰ですか?”と訪ねても即答してくれなかった(文章を推察するに、誰かからもらったのかラベルが無かったんじゃないかな?)けど、翌日“Stephen Simmonds – he’s overseas.(ステファン・シモンズ、彼は海外で活動してる)”と答えてくれたそうです。

数ヶ月後、プリンスはパッケージを手に入れやっと曲名やアルバムのタイトルが「Spirit Tales」という事が判明したそうです('∇’)

この思い出が本人にも届いたらしく、スグに感謝の投稿がされていました。

cyberclips roomにもアップ

スティーヴは「Spirit Tales」の話をしてますが、プリンスはその後も彼の楽曲が気に入って’06年のnpg music clubの"cyberclips room"では2ndアルバムのタイトル曲For Fatherを流してました😄

ちなみにこの時の"cyverclips"は

  • Fury – Prince
  • Weary – Amel Larrieux
  • Put Your Records On – Corinne Bailey Rae
  • For Father – Stephen Simmonds
  • Boom Boom – Jill Jones

そんな訳で、ここ数日はステファンのアルバムを久しぶりに引っ張り出して聴いています😄

ステファン・シモンズについて

’75年、ジャマイカ人でジャズ・ミュージシャンの父親とスウェーデン人の母親との間に生まれ、フロリダやイスラエル南部で過ごした後、母親の故郷ストックホルムで育ちました。

子供の頃から音楽に触れ、地元のSödra Latinという音楽学校をでピアノを覚えて作った“Now’s The Time"他数曲のデモ・テープを作成、それがスウェーデンのプロデューサー、ピーター・キャリシーズ(カルトリエとも表記)(Peter Cartriers)の目に留まり、イギリスのParlophone / EMI Musicと契約を結び、’97年にデビュー・アルバム「Alone」をリリースします。
(ちなみに、日本盤では何故かスティーヴン・シモンズと記述)

アルバムについて

曲リスト

01.I Can’t Do That
02.Alone
03.Universe
04.Get Down
05.I Hope You Do
06.Tears Never Dry
07.Searchin’
08.4 U
09.If I Was Your Man
10.Let It Go
11.One
12.Now Is the Time
13.All the People
14.Judgement Day
15.Alone (Funkyman Mix Feat Big L & Marquee [日本盤Bonus Track]
16.I Can’t Do That (m.a.w. Vocal) [日本盤Bonus Track]

レビュー

プロデューサーはステファン本人と前述のピーター、そして”If I Was Your Man”ラファエル・サディーク(Raphael Saadiq)、”I Can’t Do That”のコ・ライティングにアッシャーやルーサー・ヴァンドロスを手掛けたソウルショック&カリーン(Soulshock and Karlin)が参加しています。

デビュー・シングルは地元ストックホルムのリサ・ニルソン(Lisa Nilsson)を迎えた“Tears Never Dry"

当時UKソウル・ブームもあって日本でも結構流れてた気がします('-')
この他、シャーデーの男性版っぽいしっとりとしたサウンドと艶のあるヴォーカルが魅力的な“Alone"やプリンスがお気に入りだったコンガの様な太鼓のサウンドが魅力的な“Universe"、ストリングスも美しい“All The People"等、緩やかに時が流れる様な美しい楽曲が揃っています。

全米デビューとなった本作はグラミーで5部門にノミネート、前述のプリンスを始めスティービー・ワンダーやクインシー・ジョーンズ達からも評価を受けました。

以降、’10年の「Anomie」まで4枚のアルバムをリリースしています('-')

複数存在するデビュー・アルバム

’00年に全米デビューとなった「Spirit Tales」ですが、これはステファンを紹介した時に書いた’97年のデビュー・アルバム「Alone」のアメリカ仕様です。

最初にヨーロッパでリリースされたのは↓

日本盤も上の様に「スピリット・テイルズ」としてリリースされましたが、本国スウェーデンと同じタイミングで日本でも「アローン」としてリリース、日本盤には3曲ボーナスが追加されてます('-')
(当時私はコッチを買いました)

その後、’98年に“Believe"“One"の追加+曲順変更で「Spirit Tales」のヨーロッパ盤がリリース。

そして’00年に”I Can’t Do That””If I Was Your Man”が追加された日本盤とUS盤がリリースされました('-')
つまり、ラファエル・サディークとソウルショック&カリーン参加の2曲は全米デビューに向けてセールス・アップの為に“テコ入れ"された楽曲という感じですね。

という訳で「Spirit Tales」がデビュー扱いになりそうなんですが、iTunesの日本では何故か「Alone」だけ販売されてます。
USでは「Spirit Tales」も販売されてるんですけどねー(´―`)