ザ・ルイス・コネクション / ザ・ルイス・コネクション
Released:1979 (Original), 2013/2/20, 2022/04/20 | Label: P.A. Productions, P-VINE
Track List
- Get Up (6:55)
- Higher (8:00)
- Feel Good To Ya (3:10)
- Got To Be Something Here (4:12) P
- Dynamic Duo (4:00)
- Mr. G (5:05)
Personnel
Produce, Arranged
- André Lewis, Pierre Lewis
Written
- André Lewis, Pierre Lewis (1,2,6)
- Pierre Lewis (3)
- Sonny Thompson (4)
- André Lewis (5)
Musician
- Pierre Lewis (keybords, tenor sax, flute, vocal, backing vocal)
- André Lewis (guitar, bass, vocal, backing vocal) (1-3,5,6)
- Joe Lewis (drums) (4)
- Barbara Bolar (vocal) (1)
- Richard Lowe (drums, backing vocal) (1)
- Richard Hicks (alt sax) (2,5)
- Randy Barber (backing vocal) (4)
- Sonny Thompson (bass, vocal) (1-4)
- Paul McGee (congas, percussion) (6)
- Chucky Adams (drums) (6)
- Richard Lowe (drums) (1,2,3,5)
- Aaron Weatherspoon (tenor sax) (2,5)
- David Wright (trumpet) (2,5)
- Jeffery Tresvant (trumpet) (4)
- Prince (guitar, backing vocal) (4)
アルバム・レビュー
ピエールとアンドレのルイス兄弟を中心に結成されたグループで、アルバムは79年にリリースされていますがミュージシャンの変動等からレコーディング自体は数年間で録り貯めたものだと思われます。(76年の終わりから78年頃と言われています)
リリース当時は注目される事もなく地元で100枚程度しか販売されかったそうですが、プリンスの成功に伴い注目を浴び高値が付いたと言われています。
ちなみに全6曲中4曲に参加、うち1曲はソングライターとして名を連ねているソニー・トンプソンは後にNPGのメンバーとなるソニー・Tです。
この時期プリンスはまだデビュー前の無名時代で、ゲスト・ミュージシャンとして一曲のみ参加。
プリンスが参加した”Got To Be Something Here”録音されたのは1976年で、場所はミネアポリスにあるSound 80スタジオ。
この頃プリンスは自身を売り込むためにデモテープを制作中で、彼らのレコーディングに参加した目的の一つにニューヨークへ行くための旅費稼ぎと言われています。(この前後に94 Eastにも参加)
この曲でプリンスはギターとバック・コーラスを担当していますが、ファルセットのコーラスがプリンス?というほどで、シンセ・サウンドが主体なのでギターも控え目。ですのでプリンス目当てで購入すると残念な事になります。
ですが、70年代のミネアポリス・サウンドを体感出来るので興味のある方は聴く価値のある1毎です。
当初はThe Lewis Conectionと表記
当時のアートワークはミス・プリントでConectionですが本来はThe Lewis Connectionとn2つが正しいです。
初CD化された際はオリジナルを尊重してnが1つ無しの状態でした。
関連アルバム
”Got To Be Something Here”は収録されてませんが、プリンスが参加した94 Eastやアンドレ・シモーン等、70年代のミネアポリス・サウンドをまとめたコンピ盤「Purple Snow: Forecasting The Minneapolis Sound」もオススメです。
(ちなみにこちらではThe Lewis Connectionとnが2つで表記)