モーリス・デイ / ギャランティード
Released:1992/12/8 | Label: Reprise REcords
Track List
- Gimme Whatcha Got (5:28)
- Circle Of Love (4:16)
- Deeper (4:03)
- My Special (3:41)
- Everlasting (4:59)
- Guaranteed (5:49)
- Angel Don't (4:14)
- Changes (5:25)
- Meant To Be Together (4:04)
- Who's That Girl (4:33)
Personnel
Produce, Arranged
- Bernard Belle (1,2,6,7)
- Stanley Brown (3,9)
- Eastcoast Productions (4)
- Morris Day & Michael Stokes (5,8,10)
Written
- Bernard Belle (1)
- Bernard Belle, Greg Curtis (6)
- Morris Day, Sharon Barnes, Michael Stokes (2,5)
- Morris Day, Patrick Adams, Stanley Brown (3)
- Morris Day, Patrick Adams, Skeff Anselm, Emmanuel Rahiem LeBlanc, James Mosley (4)
- Morris Day, Bernard Belle, Clint Stokes III,
- Michael Stokes (7)
- Morris Day, Michael Stokes (8)
- Stanley Brown (9)
- Morris Day, Sharon Barnes, John Bokowski, Michael Stokes (10)
Musician
- Charles Fearing, Emmanuel Rahiem LeBlanc, Emanuel Rahiem, Kewko Vanderpuy (Guitar)
- Houston Bowen, Josh Milan, Clint Stokes III (Keyboards)
- Michael Stokes, Gordon Williams (Keyboards, Programming)
- Big Daddy Kane (Rap)
- Patrick Adams, Judi Day, Alice Echols, Rick Nelson, Louis Price, Marsha Sapp, Linda Stokes, Spencer Washington (Background Vocal)
アルバム・レビュー
'87年の「Daydreaming」以降、コメディ要素の強いモーリスは米TVドラマの『Heart and Soul』('87)や『New Attitude』('90)等、役者としても活躍。
この波をさらに大きくすべく5年振りにリリースしたのが本作で、古巣ワーナーからリプライズに移籍した第一弾アルバムです。
プロデューサーにはGUYの「The Future」等にも参加したバーナード・ベル、キース・スウェットを手掛けたスタンレー・ブラウン、シェリックやレジーナ・ベル、メイヴィス・ステイプルズ等を手掛けたベテランのマイケル・ストークスが参加してます。
先行シングルの"Circle Of Love"、続く"Gimme Whatcha Got"は、テディ・ライリーとのタッグでも知られるバーナードらしいニュージャック・スウィング・サウンドで、モーリスの新たな魅力をアピールするには十分な楽曲でしたが”Circle~”はR&Bチャートでランク外、”Gimme~"は77位と思いの外伸びませんでした。
この他ビッグ・ダディ・ケインがラップで参加したストリート感溢れる"Angel Don't"、スタンレーが手掛けたファンキーな"Deeper"など時流に乗った楽曲の他、ザ・ファミリーの”High Fashion”を想起させる"My Special"などバラエティに富んだ作品が揃っていましたが、ファンがモーリスに求めていたのはやはり"ミネアポリス・サウンド"という事だったのか正当な評価を得る事が出来ずセールス的には失敗してしまいました。
”モーリスらしいか?”と問われると素直に頷けないものはありますが、客観的に見れば当時リリースされた他のアーティストのアルバムとしては遜色なく、もう少し評価して上げても良かったのでは?と思えるアルバムです。