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Ruff Enuff [EP] / MonoNeon ('16)

モノ・ネオン / ラフ・イナフ

シングル情報

Released:2016/1/11 (TIDAL) | Label: NPG Records

Ruff Enuff

Track List

  • Ruff Enuff [Instrumental Version] (5:39) P
  • Ruff Enuff [Vocal Version] (5:39) P

Personnel

Produce, Written

  • Prince

Inst Version

  • MonoNeon (bass)
  • Adrian Crutchfield (sax)
  • Prince (keyboard, guitar)
  • Kirk Johnson (drums)

Vocal Version

  • MonoNeon (bass)
  • Adrian Crutchfield (vocoder)
  • Prince (keyboard, guitar)
  • Kirk Johnson (drums)

レビュー

元となる楽曲は2015年10月頃からライブで披露されてた楽曲ですが、当時プリンスに気に入られたベースのモノネオンをメインに配し2016年1月6日にペイズリー・パークで再録されたもので、翌日Twitter(@Prince3EG)で録音した事を発表。

"JUST CUT A THE JAZZ SINGLE "RUFF ENUFF" WITH KAJ ON DRUMS, ADRIAN ON TALKINGSAXBOX & MONO NEON ON BASS! ONLY NEED A LIL' DONNA MESS &: $$$!"

この投稿ではドナのギターがオーバーダブされる予定でしたが、2016年1月11日プリンスがTIDALで注目曲を紹介する"Tidal Purple Pick""Instrumental Version"で発表された際はプリンスがキーボードとギターで参加したバージョンがアップされました。

"Instrumental Version"には、プリンス(Key,G)、カーク・ジョンソン(D)、エイドリアン・クラッチフィールド(Sax)の4人によるセッションです。

翌日にはエイドリアンがヴォコーダー(トーキング・ボックス)でヴォーカルを担当する"Vocal Version"に差し替えられました。

インストゥルメンタル・バージョンはモノネオンがやってるSoundcloudで聴けますが、ヴォーカル・バージョンはTIDALのみのストリーミング配信なので、サービス対応外の日本で聴くことは難しいです。

RUFF ENUFF by MONO NEON on TIDAL
RUFF ENUFF by MONO NEON on TIDAL

Listen to RUFF ENUFF, a song by MONO NEON on TIDAL

tidal.com

この2つが正式リリースですが、一部では8:19の長尺インスト・バージョンも公開された事もあります。

幻となったアルバム「Black Is The New Black」

同曲を発表した際"Tidal Purple Pick"に以下の文章が寄稿されました。

“You may recognize Kirk A Johnson on drums, Mono Neon on bass and Adrian Crutchfield on sax and electric woodwinds as the house band 4 Prince’s Paisley Park After Dark Jam Sessions. Well, that’s not all they do.
ドラムのカーク・A・ジョンソン、ベースのモノ・ネオン、サックスとエレクトリック・ウッドウィンドのエイドリアン・クラッチフィールドは、プリンスの〈Paisley Park After Dark Jam Sessions〉のハウスバンドとして知ってるかも。 でも、彼らの仕事はそれだけではないよ。

4 the past week they’ve been cutting basic trax 4 their as yet untitled debut album. With Prince producing and handling the keyboard & guitar duties, the set promises 2 b picking up right where Judith Hill’s BACK IN TIME left off.
この1週間、彼らはまだタイトルの決まっていないデビュー・アルバムのためのベーシック・トラックスを制作していたんだ。 プリンスのプロデュースで、(プリンスが)キーボードとギターを担当し、ジュディス・ヒルの『BACK IN TIME』が終わったところから始まるセットになっているよ。

These brothas murder the funk! Normally they wouldn’t let a track out until it’s finished, but this one had 2 go! It was ruining everybody’s good loox. If U think U can resist the funk, check out the key change of Mono’s bass solo at near 4 oclockmark. Exactly.”
このブラザーはファンクを殺す! 普通は完成するまで曲を出さないんだけど、この曲は出さなきゃいけなかったんだ!
(中略) もしあなたがファンクに抵抗できると思うなら、near for oclockmarkでのMonoのベースソロのキーチェンジをチェックしてみて。

この時点ではタイトル未定でしたが、同作はモノネオンのソロ・アルバム「Black Is The New Black」としてレコーディング。同作にはプリンス名義でリリースされた”Free Urself”も収録(おそらく再録)予定でしたが、プリンスが去り幻となってしまいました。

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