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モニー・ラヴ / 魔法の言葉
Released:1993/3/9 | Label: Cooltempo, Warner Bros.
Track List
(UK,Japan)
- Full Term Love (4:44)
- Born 2 B.R.E.E.D. (3:53) P
- In A Word Or 2 (3:36) P
- Never Give Up On A Good Thing (3:57)
- There's A Better Way (3:58)
- 4 Da Children (4:24)
- Wheel Of Fortune (3:55)
- Greasy (4:07)
- Sex U All (5:02)
- Mo' Monie (4:14)
- I'm A Believer (3:42)
- Let A Woman B A Woman (4:15)
- Full Term Love (Club Mix) (5:53) [日本盤ボーナス・トラック]
(US)
- Wheel Of Fortune (3:55)
- Greasy (4:08)
- Sex U All (5:03)
- Mo' Monie (4:14)
- I'm A Believer (3:43)
- Let A Woman B A Woman (4:15)
- Full Term Love (4:44)
- Born 2 B.R.E.E.D. (4:06) P
- In A Word Or 2 (3:36) P
- There's A Better Way (3:58)
- 4 Da Children (4:26)
- Born 2 B.R.E.E.D. (Hip-Hop Mix) (4:12) P
Personnel (UK, Japan)
Produce, Arranged
- Marley Marl (1, 5-10, 12, 13)
- Prince (2, 3)
- Paul Gotel (4)
- Aaron "Freedom" Lyles, Monie Love (11)
Written
- Johnny Flippin, Monie Love, Michael Walker, Marlon Williams (1)
- Levi Seacer, Jr., Monie Love, Prince (2)
- Monie Love, Prince (3)
- Monie Love, Marlon Williams (4, 6-8, 10, 12)
- Herbie Hancock, Monie Love, Marlon Williams (5)
- Jerry Lordan, Monie Love, Marlon Williams (9)
- Gary Bartz, Monie Love (11)
Musician
- Prince (all other instruments) (2, 3)
- Kathleen Johnson (backing vocals) (2, 3)
- JD Steele, Jearlyn Steele, Jevetta Steele (backing vocals) (2)
- Levi Seacer, Jr. (percussion)
- William "DJ" Graves (scratches) (2, 3)
- Kirk Johnson (drum programming) (3)
アルバム・レビュー
'90年のデビュー・アルバム「Down to Earth」でブレイクしたロンドン出身のラッパー、モニー・ラヴ。
当時ヒップ・ホップ・サウンドに傾倒していたプリンスから見込まれてペイズリー・パークでレコーディング、同年リリースされたカルメン・エレクトラのデビュー盤「Carmen Electra」に収録の”Step To The Mic”と"Everybody Get On Up"でソングライター&バック・ヴォーカリストとして参加しました。
アルバムにはザ・スティールズが参加したアフロ・ビートとギターのカッティングがカッコイイ"Born 2 B.R.E.E.D."とスロー・ナンバーの"In A Word Or 2"の2曲を共作しプリンスがプロデュースしました。
収録曲の違い
UK&日本盤とUS盤では若干収録曲が違います。
US盤には"Born 2 B.R.E.E.D."のリミックスが収録されていますが、リミックスはマーリー・マール(Marley Marl)が担当。
とは言えプリンスの楽曲のリミックスが1曲多い分お得です。(日本盤「魔法の言葉」はこちら)
2019年のインタビュー
2019年に行われたインタビューによると、ワーナーのレーベル・メイトだったモニーにカルメン・エレクトラの為にラップを書いて欲しい、その御礼としてプリンスが彼女のアルバムのために3、4曲をプロデュースするという交換条件を提案されたそうです。(額は不明ですが少しばかりのお金をもらった事も話してます)
快諾したモニーは娘と夫を連れてペイズリー・パークに3カ月間滞在、プリンスは娘の世話をするために手を貸してくれたと話しています。
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Ladies First: Monie Love Discusses Being A Mother In Hip-Hop (Audio)Ambrosia For Heads
ambrosiaforheads.com
また1992年に行われた〈Diamonds & Pearls Tour〉に客演したエピソードも語っています。
(詳しい日付は話してませんが彼女が参加した1992年6月20日の時のものと思われます。)
娘と一緒に観覧してたモニーにプリンスは”ステージに上がって16小節ラップして欲しい、ブレイクダウンしたらステージに上がって、何を言っても構わない。”とアドリブを要求。
子供を連れてステージに向かうとプリンスは‘Here… give her to me(ここで...彼女を渡してくれ)’と 言うと、彼女がステージから降りるまで娘さんを抱えながら袖で観てたそうです。