Ward Street / Eddie M (’98)
エディ・M / イン・ア・メロウ・ムード
アルバム情報
Released:1998/2/11 | Label: Wea
Track ListWard Street
Hold Me
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Personnel (Ward Street)Produce, Arranged
Written
Musician
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アルバム・レビュー
プリンスやシーラ・Eのバンド・メンバーとして活躍しているエディ・Mことエディ・ミニンフィールド。
’97年にソロ・デビュー・アルバム「Hold Me」がリリース直前でお蔵入りするも翌年タイトルを「Word Street」に改名しリリースされたのが本作です。
両者の違いは曲順+冒頭と最後に“Word Street"の2バージョン、加えて“Keep Pushin'"の3曲が追加された事です。
(輸入盤では”Inner City Blues (Instrumental) ”がカットされています)
タイトル・トラックの短いイントロ“Ward Street (Intro)"に続く“I’m Into You"を聴くと、”あ~このサックスの音色はファミリー関連で良く聴く音だ”とスグ分かります。
このアルバムはいくつかの注目点があります。
まず、“Hold Me"は「Sheila E」にも収録、この曲はエディとシーラの共作で、こちらには別テイクが収録されています。
個人的にはスムース・ジャズ・テイストのこちらのテイクの方が好きです。
次の注目は“Tell Me (If You Still Care About Me)"で、ジャム&ルイスがソングライトを手掛けてるのにプロデュースはエディとアート・ディクシィの2人。このパターンは珍しいのではないでしょうか?!
ジャム&ルイスと言えば追加収録の“Keep Pushin'"にソングライトも手掛けたキャリン・ホワイトが参加しています。
そしてカヴァーも注目で、エル・デバージがゲスト・ボーカルで参加したマーヴィン・ゲイの名曲“Inner City Blues"やSOSバンドの“Tell Me(if you Still Care About Me)"、グローバー・ワシントンJr.の“Mister Magic"等が収録されています。
全体を通してエディの軽快なサックス・プレイは心地良く、エリックとはまた違う良い味を出している作品だと思います。
日本盤と輸入盤の違い
冒頭のアートワークは日本盤なのですが、中央には細かく"Word Street"と掲載されているのに邦題が「イン・ア・メロウ・ムード」なので別物と勘違いしやすくなっています。
また輸入盤はアートワークが異なるので購入する際は注意してください。
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