ユタカさん --2000/09/28
このアルバムを、現時点で位置付けするのはとても難しい。
プリンスに何を求めるかによって、評価は大きく分かれるアルバム。
僕はこのアルバムを聴いた時、初めてプリンスの音楽に接した頃の事がまざまざと思い起こされた。
音がどうだとか、アレンジがどうとかいった事ではなく、本能的にそれを思い出した。
だからたぶん、プリンスの狙い自体は成功してると思う。
ただし、あの頃の革新性やスリルを求めてた人は大きく失望する事になる。
これから先彼が、このファンと自分の方向性とのズレに、どうけりをつけて行くのかという事で、これは一つの分岐点になるアルバムだと思う。
ルサーチさん --投稿日不明
ジャケットが示す通り、少し古い感じの曲調をやたら主張したアルバムです。「Strange But True」が個人的にプリンスの真骨頂だと思います。プリンスのバラードはどれも素晴らしく、本作に収録されている曲も叙情感に満ちていて大好きです。
vanityさん --投稿日不明
シンプルな私のこのアルバムの感想は、色んな冒険をした後家に戻ってきたような感じがしました。(意味わかります?)
なんだか、新しいプリンスというより今までのプリンスに戻った・・という感想でした。このアルバムの中で好きな曲は、まず、”Undisputed”チャックDのベテランライムとプリンスのからみ(?)はサイコーです。そして、”Hot wit U” イヴのライムもセクシーだし、なんといってもこのノリのよさ、大好きです。あと、”@ love U, but @ don't trust U anymore”何度聞いても切ない曲です。
プリンスの愛する女性に対する気持ちがとてもよくあらわれている詩だと思います。最後に”Strange but true” これは、よくファラオの雰囲気とプリンスがみんなに言われるのがよくわかる曲。これは彼ならではの繊細さと独裁的な部分、そして宗教的なものと彼そのものを表した一曲だと思います。この曲を聴いてると、力がみなぎってきます。
"whenever U go, whatever U do"この曲を載せてくれたプリンスに感謝します。この歌で何度救われたことか・・・。5年付き添った、全てを失ってしまった私のソウルメートにこの歌を2年前にプレゼントしました。
kazuさん --投稿日不明
ゲストが多いわりには全体的に薄い感じが致す。
「Everyday is a winding road」は打ち込みがチープすぎる。本家のほうが良い。ただ、殿下の場合、楽曲自体が優れているもの多いのでアレンジがショボくても風化を逃れている曲が少なくなく、ショボくはないけど「Wherever U go whatever U do」は、その最たるモノではないかと思いますよ。他「tangerine」「Man O war」グエン嬢が嬉々として唄う「So far, So pleased」など好例。
SEENさん --投稿日不明
ジャケのデザイン、収録曲全てを含めてトータルで好き。頻繁に聞いてます。特に1曲目とバラード系は大好き。グウェインとのデュエット曲もベネ(良し)。シェリルとの曲も個人的にアレはアレで良いです。1曲目からラストまで、ずっとかけっぱなしで聴きます。
やっぱり全体的なトーンが好きなのかも・・・。大して好きでも無かった(どこが良いんだ?程度にしか思ってなかった)青という色が好きにもなりました。