クール・スクール / クール・スクール
Released:1990/5/25 | Label: Capitol Records
Track List
- Waste My Time (3:43)
- My Girl (5:27)
- Never Thought I'd Miss You (4:55)
- Take Me (4:21)
- You Can't Buy My Love (4:55)
- Mercy Me (4:10)
- My Bed (4:44)
- Now That She's Gone (4:21)
- Do You Really Want Me? (4:07)
- Get To You (4:14)
- Make Up Your Mind (4:24)
Personnel
Executive Producer
- Scott Folks
Produce, Arranged
- Jesse Johnson, Keith Lewis
Written
- Jesse Johnson, Keith Lewis (1-3)
- Jesse Johnson, Craig Holliman (3)
- Jesse Johnson, Keith Lewis, Bryan
- Tate, Freels (11)
Member
- Dion Crai (Lead Vocals)
- Dee Dee James (Guitar)
- Edgar Hinton (Bass)
- Gabriel Acevedo (Drums)
- Bryan Tate (Keyboards)
Additional Musician
- Craig Holliman (backing vocals) (3)
- Jesse Johnson
アルバム・レビュー
dá KRASHの"商業的"失敗(内容は良かった!)が影響したのかヴォーカルのロバート・ジョーダンとギターのゲイリー・ジェームスが脱退、彼等の代わりにディオン・クレイグとディー・ディー・ジェイムスが加入しバンド名もKOOL SKOOLに改名し再スタートを切ったアルバムです。
プロデュースはジェシー・ジョンソン単独からジェシーのアルバムでキーボードやバック・ボーカルを担当しているキース・ルイスに二人体制に変更し、改名に合わせてビジュアルも当時流行ったヒップ・ホップ系のアーティストに様変わりした事からも本作に賭ける彼等の意気込みを感じさせます。
ニュー・ジャック・スウィングにサウンドを取り入れた"Waste My Time"は時流に乗りつつもジェシーらしい軽快なサウンドで気持ちいい1曲です。
この他、ダンス・チューンの"My Girl"や"You Can't Buy My Love"、唯一のバラード・ナンバー"Now That She's Gone"等、元バンド・メンバーで数歩先を行くジャム&ルイスに引けを取らない名曲揃いです。
完成度の高いアルバムだったにも関わらずバンドとしてのパワーが足りなかったのか1枚のみのリリースになってしまったのが悔やまれます。