カルメン・エレクトラ / カルメン・エレクトラ
Released:1993/2/9 | Label: Paisley Park Records, Warner Bros.
Track List
- Go Go Dancer (4:45) P
- Good Judy Girlfriend (1:59) P
- Go On (Witcha Bad Self) (4:09) P
- Step To The Mic (3:16) P
- S.T. (4:03) P
- Fantasia Erotica (4:36) P
- Everybody Get On Up (4:01) P
- Segue (0:29) P
- Fun (3:42) P
- Just A Little Lovin' (4:02) P
- Segue (0:46) P
- All That (4:29) P
- Segue (0:12) P
- This Is My House (3:28) P
Personnel
Produce, Arranged, Composed
- Prince
- Keith "K.C." Cohen (co-producer) (3, 9, 10, 12, 14)
- Junior Vasquez (co-producer) (5, 6)
Written
- Prince (2)
- Prince, Tony M. (10)
- Prince, Tony M., Carmen Electra (1)
- Prince, Carmen Electra (6,9,12)
- Prince, Carmen Electra, Monie Love (7)
- Prince, Monie Love, Levi Seacer, Jr. (4)
- Tony M., Levi Seacer, Jr. (3)
- Carmen Electra, Tony M. (5)
- Carmen Electra, Levi Seacer, Jr. (13)
Additional Musician
- Prince (all instruments) (1, 2, 4-12)
- Levi Seacer, Jr. (all instruments) (3, 14) (guitar) (4, 7, 10)
- Eric Leeds (saxophone) (3, 9, 11) (sample "Adore") (12)
- Michael B. (drums) (4, 7, 10)
- Sonny T. (bass guitar) (4, 7, 10)
- Tommy Barbarella (keyboards) (4, 7, 10)
- Rosie Gaines (keyboards) (4, 7, 10)
- Tony M. (vocals) (4, 5, 10)
- Atlanta Bliss (trumpet) (sample "Adore") (12)
- Monie Love (vocals) (1, 4, 7)
- Kathleen Johnson (vocals) (1)
- Michael B. Nelson (trombone) (4, 5, 7, 10)
- Steve Strand (trumpet) (4, 5, 7, 10)
- Kathy J. (baritone sax) (4, 5, 7, 10)
- Dave Jensen (trumpet) (4, 5, 7, 10)
- Brian Gallagher (tenor sax) (4, 5, 7, 10)
- Damon Dickson (vocal) (5)
- William 'Diamond J.' Graves (scratches) (7)
- The Steels (Fred, JD, Jearlyn, Jevetta Steele) (background vocals) (9, 14)
- Keith "K.C." Cohen (guitar, keyboards) (14)
- Ohio Players (sampled) (5)
Sample
Singers / Eddie Murphy: Comedian (7)
アルバム・レビュー
"Paisley Park Records発のアーティスト"としてはイングリッド・シャベイスの「May 19 1992」以来となる本作は、当時プリンスがハマってたヒップ・ホップを取り入れたアルバムになりました。
ソングライトにはカルメンの他に当時のNPGのメンバーだったリーヴァイ・シーサー,Jr.やトニーM、当時イギリスでヒットしていたラッパーのモニー・ラヴ等が参加しています。
脇を固めるミュージシャンにはスティールズやエリック・リーズとペイズリー・パーク関連でガッチリとフォローされている辺り、いかにプリンスがカルメンに力を入れていたか判ります。
バレエ経験がありマイナーながら10代の頃から振付師として活動していただけの事はあり、自身の魅力を最大限に表現するパフォーマンスの"Go Go Dancer"はデビュー・シングルとは思えない貫禄がありました。
他にも激しいサウンドとエリックのサックスの緩急が絶妙な"Go On (Witcha Bad Self)"、モニー・ラヴがバックを務めた単調ながら耳に残るグルーヴの"Step To The Mic"、オハイオ・プレイヤーズのカヴァー"S.T."、The Esquiresのネタを使った"Everybody Get On Up"、そして名曲"Adore"を使った"All That"等、どれもノリの良い曲とバラードのバランスも良いです。
本来ならもうチョット売れても良かったんでしょうけど、'92年7月と夏にリリースだった予定が伸び、翌年2月とタイミングを逸したのが原因の一つかも知れません。
Music Video
Fantasia Erotica
このアルバムに収録されてる"Fantasia Erotica"は、'88年頃から90年始めまでプリンスが付き合っていた彼女アンナ・ファンタスティック(Anna Fantastic)の為に作った楽曲でしたがお蔵入りとなり、その後カルメン・バージョンとして正式リリースされました。
Anna Fantastic Version
’18年3月にアンナ・ファンタスティックが自分の為に作られたバージョンのMV素材をアップしました。
、アンナを中心としたグループでユニット名は曲名と同じく「ファンタジア・エロティカ」。
バック・ダンサーのタマラ・クロエ(Tamara Chloe)とイライザ・エスター (Eliza Esther)はプリンスがアンナに「一緒に仕事をしたい女の子を選んでほしいと」と言われ彼女が選んだそう。
この動画はプリンスが彼女たちのパフォーマンスとリハーサル風景を見たいと言い撮られたもので、プリンスは「とてもスウィートで気に入ったよ!」と言ってくれたと掲載されていました。