ジェシー・ジョンソン / エヴリィ・シェイド・オブ・ラヴ
Released:1988/4 | Label: A&M Records
Track List
| PersonnelProduce, Arranged, Written
Musician
Additional Musician
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アルバム・レビュー
「Shockadelica」で手応えを感じたジェシーはスグにサード・アルバムをリリースします。
前回にも参加したキム・ケージに加え、シーラ・Eの「Romance 1600」でも活躍したエディ・M、後にパティ・ラベルやシーラのバンドでも担当するジョン・パリスの4人体制。
ゲストには親交の深いスー・アンとタ・マラ、ソロ以外にもポインター・シスターズやジャネットのアルバムに参加しているジェフ・ローバー、そしてプリンスもお世話になってるクレア・フィッシャーが参加しています。
重めのビートと軽快なシンセのバランスが絶妙な先行シングルの"Love struct"、6分にも及ぶねっとりファンクがかっこいい"So Misunderstood"、タ・マラのコーラスとジェフの軽快なクラヴィネットが華を添える"I'm The One"、エディ・Mのサックスとクレア・フィッシャーのストリング・アレンジでお洒落サウンドに仕上がった"Every Shade Of Love"、硬質なギター・サウンドのイントロも素敵なミディアム・スロウの"I'm Just Wanting You"、80年代初期の打ち込み系の様な"Stop-Look-Listen"と、今回も楽しいアルバムでしたがセールス的にはR&Bチャート26位と過去2作に及びませんでした。
これが影響したのかA&Mを離れ暫くプロデュース業に専念する事になります。