プリンスの元妻マイテ・ガルシアが2017年に出版した回想録『The Most Beautiful: My Life with Prince』の映画化に動きがありました。
Deadline.comによると、クレイジー・レッグス・フィーチャーズ社が制作を進めるこの映画の脚本家として、メリス・アーケルが起用されることが決まったと報じられています。
The Most Beautiful
最初のアナウンスは2023年10月
この回想録が映画化されるという話は2023年10月に発表されました。
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参考マイテ・ガルシアの自叙伝『The Most Beautiful: My Life with Prince』が長編映画に
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映画化を発表したクレイジー・レッグス・フィーチャーズ社のCEOのトム・カペッロは制作発表で以下のようにコメントしました。
マイテが、彼女の感動的で率直な回想録を、私たちに託してくれたことを光栄に思います。
これは、私の人生だけでなく、世界中の何千万ものファンの人生を変えたアーティストの、貴重な一面をスクリーンに映し出すことになります。
このプロジェクトの開発に意欲的に取り組んでいきたいです。
発表から約2年が経過し進展
制作中止されたかと思っていましたが、脚本家にメリス・アーケル(Melis Aker)を起用する事が決まったそうです。
Wikiによると、アーケルはトルコ出身の劇作家、脚本家、俳優、音楽家で、その作品はサンダンス・インスティテュートやシグネチャー・シアター・カンパニーなど、多くの団体で彼女の戯曲が上演・発表されています。
記事によると、アーケルは、この回想録をもとに、マイテの視点から二人の創造性や、人には見せない脆さ、そして世間に知られることのなかった個人的な心の痛みなどを軸にラブストーリーを描くそうです。
メリス・アーケルのコメント
I am beyond honored to be entrusted with Mayte’s story and to collaborate with George, Marie, Gilbert, and the entire Crazy Legs team. Her voice as an artist, dancer, friend, and dearly beloved of Prince is luminous and raw. The memoir is a stunning portrait of joy, loss, and self-discovery, and I’m committed to bringing it to life with the honesty and tenderness it deserves.
マイテの物語を任せていただき、また、ジョージ、マリー、ギルバート、そしてクレイジー・レッグスの素晴らしいチームの皆様とご一緒できることを、心から光栄に思います。
アーティスト、ダンサー、友人、そしてプリンスが心から愛した人としての彼女の声は、輝きに満ち、そして生々しいものです。この回想録は、喜び、喪失、そして自己発見を見事に描き出した傑作であり、私は、この物語が持つ誠実さと優しさを余すことなく映像化できるよう、全力を尽くします。
インスタグラムにはマイテとの2ショットを投稿
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ハトたちが泣いています、そして、ええ、私もです。この上なく光栄なことに、最も優しくて才能あふれるマイテさんの物語を映像化する機会をいただきました。クレイジー・レッグスの皆さん、特にグレッグ・スカーレスさん、マテさんの回想録を私に託してくださってありがとうございます。
回想録には、現在、付箋が少々多すぎる状態です(マイテさん、ごめんなさい!)。この企画を私に紹介してくれたケビン・フリンさんと、最後まで指導してくれたサイモン・マシューさんにも、心からの感謝を。ふう。さて、ちょっと自分の頬をつねって、それから、もしかしたら1999年のように踊り狂うかもしれません。8歳のメリスが、まさかこんな贈り物を授かるとは夢にも思わなかったと、どこかの並行宇宙で卒倒していることでしょう。そして、また執筆に戻ります。パープル・ラヴ、いざ。
クレイジー・レッグスのCEO、トム・カペッロのコメント
Working alongside Melis and Mayte on this adaptation has been an extraordinary experience. Mayte’s memoir is both intimate and profound, and Melis has a singular gift for honoring the truth of her voice while shaping it into a cinematic story. Together, they’re bringing to the screen a love story as unconventional and groundbreaking as the artistry it was born from.
この脚本でメリスとマイテと一緒に仕事ができたことは、素晴らしい経験でした。
マイテの回想録は親密で奥深く、メリスは彼女の声を尊重しながら、それを映画的な物語に作り上げる特別な才能を持っています。
二人が力を合わせることで、この作品が生まれた芸術性と同じくらい型破りで画期的なラブストーリーをスクリーンにもたらしてくれるでしょう。
マイテ・ガルシアのコメント
I’m honored to have Melis as the screenwriter for The Most Beautiful. From our first meeting, her dedication to every detail gave me confidence that my story will be translated to the screen with care and integrity.
『The Most Beautiful』の脚本家として、メリスを迎えることができ、とても光栄に思っています。初めてお会いした時から、彼女の細部にわたる献身的な姿勢に触れ、私の物語が誠実かつ丁寧に映像化されると確信しました。
公開時期については未定
映画の公開時期については未定のまま。
続報が入り次第追記します。
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'The Most Beautiful' Movie Sets Melis Aker As Screenwriter
deadline.com