ボビー・Z / ボビー・Z
アルバム情報
Released:1990/1/11 | Label: Atlantic
Track List
- Give Into You (4:37)
- Lie By Lie (6:12)
- River Run Dry (3:33)
- Grey Heart (4:44)
- The Meaning (4:39)
- Alaysha (5:03)
- Movement Of Love (4:43)
- You Are Everything (3:54)
- Believe (4:31)
Personnel
Produce, Arranged, Composed
- Bobby Z
- Bobby Z & David Z (3,6)
- Bobby Z & Oliver Leiber (7)
Additional Musician
- Oliver Leiber (bass) (7) (guitar) (3-5,7) (keyboards) (1,7,9)
- Levie Seacer (bass) (2,4,6)
- Matt Fink (keyboards) (4)
- Ricky Peterson (keyboards) (5,6)
- Rick O'dell (saxophone) (1,4,9)
- Eric Leeds (saxophone) (7,2)
- The Sounds Of Blackness (background vocals) (5)
- The Steels (Fred,JD,Jearlyn,Jevetta Steele) (background vocals) (3,4,8)
- Gary Hines, Tami Moir, Tucia Newell (background vocals)
- Michael Bormes (bass)
- Lance Sabin (guitar)
- Bill Carrothers, Chan Poling, Lee Blaske (keyboards)
- Kenny Holmen (saxophone)
- Steve Strand (trumpet)
アルバム・レビュー
'89年にリリースされたソロ・デビュー・アルバムです。
このアルバムではプリンスの名前は一切ありませんが、古いところではマット・フィンク(DR.フィンク)やエリック・リーズ、最近だとNPGに在籍していたリーヴァイ・シーサーやアルバム「COME」で参加していたリッキー・ピーターソン等、参加ミュージシャンを見れてもプリンスにゆかりのある名前を多く見ることができます。
楽曲全体の印象はプリンスっぽいサウンドは殆どなく、ボビーZの声の印象からブライアン・フェリーの様な感じが漂うジャジーなアルバムです。
特にそれが感じられる"Give Into You"はリック・オーダイルのサックス・プレイといいサウンドの感じといいブライアン・フェリーの"Kiss And Tell"を思い出してしまいます。
他にもリーヴァイ・シーサーやエリック・リーズが参加したロックっぽい"Lie By Lie"やザ・ファミリーのアルバムでソングライティングに参加した"River Run Dry"のセルフ(?)・カヴァー、映画「バクダット・カフェ」の名曲"Colling You"を歌ったジェベッタ・スティールが参加している爽快なナンバーの"Grey Heart"、サウンド・オブ・ブラックネスのコーラス・ワークが見事なエッジの効いた"The Meaning"等、どれも聴き心地の良い楽曲が収録されたアルバムです。