(ザ・スティールズ / ヘヴン・ヘルプ・アス・オール
目次
アルバム情報
Released:1993/6/8 | Label: Elektra
Track List
| PersonnelProduce, Arranged
Written
Member
Additional Musician
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アルバム・レビュー
ミネアポリスで活動するザ・スティールズは「Graffiti Bridge」、「Diamonds and Pearls」、「Love Symbol」、「The Gold Experience」他、90年代前半のアルバムに数多く参加、この御礼としてプリンス・ファミリーの全面バック・アップで制作されたアルバムです。
プロデューサーにはスティールズのメンバーの他にプリンスとNPGのアレンジで参加しているリッキー・ピーターソンが参加。
ゲストにはソニー・T、デヴィッド・Z(弟はレヴォリューションのボビーZ)といったプリンス関連の他に映画『Hoop Dreams』のサントラに収録された関係からフィル・アップチャーチも参加しています。
ファミリー・グループならでは息のあったヴォーカルが堪能出来る"Heart In My Hand"を筆頭に、フィル・アップチャーチのブルージーなギターもカッコイイ"Tide Keep Lifting Me"、そしてプリンスが共作でベンジャミン・フランクリンの”Well done is better than well said(よく為すはよく語るに勝る)”"Well Done"も貴重な曲です。
後半もコーラスの美しいタイトル・トラックの"Heaven Help Us All"や、リッキー・ピーターソンとデヴィットZがソングライトに参加した"It'll Be Alright"なんかも爽やかで良い1曲です。
折角なら翌年リリースされた「1-800-NEW FUNK」に収録されてた"Color"も入れてくれたら良かったんですけどね。