Collage / Lisa Coleman (’19)
作品情報
Released:2019/4/13 | Label: Lisa Coleman Records
Track List
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PersonnelWritten, Produced, Performed and all images
Musician
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レビュー
クレジットによれば、ハリウッドの”Treehouse/Henson Studios”で録音され、レコーディングにはウェンディの他に「White Flags of Winter Chimneys」や米ドラマ「HEROES」でミックスを担当したマイケル・パーフィット(Michael Perfitt)、そして同じく米ドラマ「ナース・ジャッキー」で彼女達と共に仕事をしたジョシュ・ボードマン(Josh Boardman)が参加しています。
これまでウェンディ&リサの3rd「Eroica (エロイカ)」や前述の海外ドラマのスコア等で素晴らしいピアノを披露していただけに”遂にきた!”といった感じです。
’13年11月にお別れした最愛の母Mary Lou Ynda-Cilettiさんに捧げた“Piano Improv 77"は寂しさの中に愛情が溢れる1曲、ちなみに3曲目の“Piano Improv 777a"はタイプ・ミスで別曲扱いにしたそうです。なんともお茶目なリサ😃
この他、子供の頃1年だけ習ったチェロの思い出してイメージに落とし込んだ”Because Cello”(これは「Around The World In A Day」に参加したチェリストだった弟のデヴィッドに捧げたのかも?)、ジョシュと生み出しウェンディがギター、ベース、ドラムを担当した独特な世界観を醸し出してる“Piano Bytes"、リサが同じ日に即興で演奏した“Prophet 1"~“Prophet 3"、特に“Prophet 2"は“Nothing Compares 2 U"に通じる旋律でプリンスとリサがピアノで語り合ってる様な錯覚に陥ります。
終盤、ウェンディがアップライト・ベースで参加している“The Black Box"も素敵ですし、未使用のスコア”There’s a song in there”は具体的な作品は記載されてないけど、雰囲気的にはキーファー・サザーランド主演のドラマ「Touch」に合いそうな1曲です。
静かな中に芯が通ってるリサ独特の世界観がこうして1つのアルバムとして実を結んだのは本当に素敵な事です。
bandcampではフィジカルもリリース!(販売終了)
4月の時点ではダウンロードのみでしたが誕生日前日となる8/16にフィジカルをリリース。
250本限定のカセットとCD(共にサイン入り)は販売終了となりましたが、ダウンロード版は現在も購入出来ます。
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