ホーンヘッズ / エヴリシング・ブロウズ!
Released:2019/3/5(CD), 2021/4/29(Streaming) | Label: BONE 2 B WILD RECORDS
Track List
- Chromazone (5:38)
- Under the Sycamore Tree (3:18)
- Willy's Hat Box (3:49)
- 3 Wishes (4:01)
- The Delinquency of a Minor (5:43)
- Cayo Lago (3:42)
- A Night in Tunisia (4:42)
- New Dell Inn - Remix (3:21)
- Lady Dude - Remix (3:41)
- Nucular Power Pants (2:42)
Personnel
Produce, Arranged
- Michael B. Nelson
Member
- Michael B. Nelson (trombone, euphonium)
- Steve Strand (lead trumpet, flugelhorn)
- Dave Jensen (trumpet, flugelhorn)
- Kenni Holmen (soprano & tenor saxophone)
- Kathy Jensen (alto & baritone saxophone)
Additional Musicians
- Cory Wong (guitar) (7, 8, 9, 10)
- Bill Chouinard (bass) (7, 8, 9, 10)
- Greg Schutte (drums) (7)
- Shai Hayo (percussion) (7)
- Michael B. Nelson (keybords, synth bass, drum prigramming) (7, 8, 9, 10)
アルバム・レビュー
プリンスの1990年代を支え、『HITnRUN Phase One』『「HITnRUN Phase Two」』において再びその辣腕を振るったホーンヘッズ。本作は、そんな彼らが満を持して世に送り出した、単独名義としては前作から15年ぶり、通算4枚目となるスタジオ・アルバムです。
プロデュースとアレンジは、プリンスの諸作でもその手腕を振るったマイケル・B・ネルソンが担当。メンバーも不動の5人編成を維持しています。
過去3作と大きく異なる点は、アルバムがアナログ盤を意識した二部構成になっていることです。前半6曲(Side A)はメンバー5人のみによる純粋なホーン・アンサンブル、後半4曲(Side B)は客演にリズム・セクションを迎えたバンド編成でのファンク・ジャズを展開しています。
客演陣には、近年の彼らがセッション・パートナーとして深く関わっているコーリー・ウォンをはじめ、セント・ポール・ピーターソンとエリック・リーズのユニット〈LP Music〉への参加でも知られるペタル・ジャニク、そしてシャイ・ハヨといったミネアポリスを拠点に活躍するアーティストたちが名を連ねています。
アルバム前半は、彼らならではの緻密なアンサンブルが白眉です。マイク・スターンによるギターの名曲を見事なホーン・アレンジに昇華させた「Chromazone」を筆頭に、ケニ・ホルメンの柔らかで伸びのあるサックスが印象的な「Under the Sycamore Tree」、5人のホーンが幾重にも折り重なり万華鏡のようなハーモニーを奏でる「Cayo Lago」など、無伴奏ならではの緊張感と美しさを堪能できます。
一転して後半は、ディジー・ガレスピーとフランク・パパレリの共作で、マイルス・デイヴィスら多くの巨匠が愛したスタンダード「A Night in Tunisia(チュニジアの夜)」から幕を開けます。さらに、プリンスの「Billy Jack Bitch」のホーン・リフの元ネタとしても知られる「New Dell Inn」や、前作収録の「Lady Dude」のリミックスといったセルフカバーも収録。バンド編成になったことで、より肉厚でファンキーな仕上がりへと進化を遂げています。
Youtube
YouTubeで全曲聴くことができます。
