ホーンヘッズ / エヴリシング・ブロウズ!
Released:2019/3/5 | Label: BONE 2 B WILD RECORDS
Track List
- Chromazone (5:38)
- Under the Sycamore Tree (3:18)
- Willy's Hat Box (3:49)
- 3 Wishes (4:01)
- The Delinquency of a Minor (5:43)
- Cayo Lago (3:42)
- A Night in Tunisia (4:42)
- New Dell Inn - Remix (3:21)
- Lady Dude - Remix (3:41)
- Nucular Power Pants (2:42)
Personnel
Produce, Arranged
- Michael B. Nelson
Member
- Michael B. Nelson (trombone, euphonium)
- Steve Strand (lead trumpet, flugelhorn)
- Dave Jensen (trumpet, flugelhorn)
- Kenni Holmen (soprano & tenor saxophone)
- Kathy Jensen (alto & baritone saxophone)
Additional Musicians
- Cory Wong (guitar) (7, 8, 9, 10)
- Bill Chouinard (bass) (7, 8, 9, 10)
- Greg Schutte (drums) (7)
- Shai Hayo (percussion) (7)
- Michael B. Nelson (keybords, synth bass, drum prigramming) (7, 8, 9, 10)
アルバム・レビュー
ホーンヘッズ単独アルバムとしては15年振りとなる通算4枚目のアルバムです。
「HITnRUN Phase Two」までプリンスを支えてきたホーンヘッズでしたが、やっと再始動のタイミングになったんでしょうね...
プリデュースとアレンジはプリンスのアルバムでも手腕を振るったマイケル・B・ネルソンで、メンバーも変わらず5人のままです。
過去3作と大きく違うのは、前半6曲はメンバーのみでホーン・サウンドを披露する"Side A"、そして後半4曲には客演を迎えリズム・セクションを展開する"Side B"とアナログ盤を意識した構成にしています。
客演にはVulfpeckのコーリー・ウォン、LP Musicにも参加したミネアポリス在住のピーター・ジャニクやシャイ・ハヨなどが参加。
マイルスを支えたマイク・スターンによる素晴らしいギター・サウンドを見事にホーン・アレンジに仕上げたカヴァー曲の"Chromazone"を初め、ケニー・ホルメによる柔らかで伸びのあるサックスの音色が魅力的な”Under the Sycamore Tree”、5人のホーンが幾重にも折り重なり見事なハーモニーを奏でる”Cayo Lago”など、前半はこれまで同様5人によるアンサンブルを楽しむ事が出来ます。
後半はディジー・ガレスピーとフランク・パパレリの共作でアート・ブレーキーやマイルス・デイヴィス他様々なアーティストが演奏したスタンダード・ナンバーの"A Night in Tunisia (チュニジアの夜)"からスタート。“Billy Jack Bitch”のホーンで使われた“New Dell Inn”や前作収録の"Lady Dude"のリミックスといったセルフ・カヴァーもバンド・編成になってファンキーな仕上がりになってます。
Youtube
YouTubeで全曲聴くことができます。