ボブ・ベルデン・マッハッタン・リズム・クラブ / パープル・レイン
アルバム情報
Released:1994/1/19 | Label: Somethin' Else
Track List
| PersonnelProduce, Arranged
Written
Musician
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アルバム・レビュー
テナー・サックス奏者でプロデューサー、'01年に制作したコンセプト・アルバム「Black Dahlia」でグラミー賞を授賞したボブ・ベルデン。
彼が'94年に手掛けたのはプリンスの楽曲をジャズ・アレンジにしたものでした。
ゲスト・ヴォーカルに「Blame it On My Youth (邦題:コーリング・ユー)」が日本でも大ヒットしたホリー・コールや、「Coming Forth By Day」も素晴らしかったカサンドラ・ウィルソン、90年代"Call Me"がヒットしたフィル・ペリー等が参加しています。
ロージー・ゲインズのオリジナルにも負けないフィル・ペリーの伸びのあるヴォーカルが心地良い"Diamonds And Pearls"を筆頭に、ホリー・コールの暗めのヴォーカルが意外と合ってる"Purple Rain"、オリジナルとはかなりかけ離れつつも違和感を感じさせないアレンジとカサンドラ・ウィルソンの圧倒的なヴォーカルが魅力の"When Doves Cry"等、良いカヴァーが揃っています。
全体的にオリジナルに近いアレンジが多い中"1999"の様な大胆なアレンジがあったりと面白いカヴァー・アルバムです。
When Doves Cry: The Music Of Prince
日本盤は東芝EMI経由で上記のタイトルですが、輸入盤だと「When Doves Cry: The Music Of Prince」となります。
アートワークも別物ですが中身は同じです。