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Celine Dion / Celine Dion ('92)

セリーヌ・ディオン / セリーヌ・ディオン

アルバム情報

Released:1992/3/31 | Label: Columbia Records

Track List

  1. Introduction (1:15)
  2. Love Can Move Mountains (4:53)
  3. Show Some Emotion (4:29)
  4. If You Asked Me To (3:54)
  5. If You Could See Me Now (5:06)
  6. Halfway to Heaven (5:04)
  7. Did You Give Enough Love (4:20)
  8. If I Were You (5:07)
  9. Beauty and the Beast (with Peabo Bryson) (4:09)
  10. I Love You Goodbye (3:33)
  11. Little Bit of Love (4:26)
  12. Water from the Moon (4:39)
  13. With This Tear (4:12) P
  14. Nothing Broken But My Heart (5:55)

Personnel

Produce

  • Walter Afanasieff (1, 3, 5, 6, 9, 13, 14)
  • Ric Wake (2, 7, 8)
  • Guy Roche (4, 10, 12)
  • Humberto Gatica (11)

Written

  • Diane Warren (1, 2, 4, 14)
  • Franne Golde, Greg Prestopino, Brock Walsh (3)
  • Walter Afanasieff, John Bettis (5)
  • Hal David, Franne Golde (6)
  • Arnie Roman, Seth Swirsky (7)
  • Shelly Peiken, Arnie Roman (8)
  • Howard Ashman, Alan Menken (9)
  • Thomas Dolby, Diane Warren (10)
  • Claude Gaudette, Alan Scott (11)
  • Diane Warren (12)
  • Prince (13)

Additional Musician

  • Walter Afanasieff (keyboards, synthesizer, bass, synclavier, acoustic guitar)
  • Fred Berry (flugelhorn)
  • Ren Klyce (synclavier)
  • Gary Cirimelli (synclavier)
  • Dan Shea (keyboards)
  • John Robinson (drums)
  • Michael Thompson (guitar)
  • Michael Landau (guitar)
  • Claytoven Richardson, Céline Dion, Gary Cirimelli, Jeanie Tracy, Melisa Kary, Sandy Griffith, Vicki Randle (backing vocals)
  • Clare Fischer (Strings Arranged) (13)
  • and more...

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アルバム・レビュー

セリーヌ・ディオンの通算17枚目(フランス語盤等を含む)、英語盤としては2枚目となるスタジオ・アルバム。
前作に続きウォルター・アファナシエフをメイン・プロデューサーに迎え、チャカ・カーン等を手掛けたフンバート・ガティカ、シェールらとの仕事で知られるガイ・ロッシェ、そしてアポロニア6などのプロデュースで知られるリッチ・ウェイクといった豪華な布陣で制作されました。

アルバムからは「If You Asked Me To」や「Nothing Broken But My Heart」など5曲(地域により異なる)がシングルカットされましたが、白眉はやはりピーボ・ブライソンとのデュエットによる映画『美女と野獣』の主題歌「Beauty and the Beast」でしょう。この曲の世界的な大ヒットにより、彼女はスターの地位を不動のものにしました。

また、本作にはプリンスが「With This Tear」を提供しています。この曲はもともと映画『バグダッド・カフェ』の主題歌「Calling You」で知られるジェヴェッタ・スティールのアルバム用に書かれたものでしたが、結局使用されずにお蔵入り。その後「Beauty and the Beast」を聴いて彼女の歌声に感銘を受けたプリンスが、セリーヌにこの曲を譲ったと言われています。
アレンジはウォルター・アファナシエフらが手掛けているため、いわゆる「プリンス・サウンド」特有の癖は抑えられていますが、アルバム全体の流麗なバラードの空気感に見事に調和し、気品ある一曲として収まっています。

Music Video

「With This Tear」について

この曲は、1992年1月ペイズリー・パーク・スタジオで録音されました。この時期は「The Continental」やモニー・ラヴに提供した「Born 2 B.R.E.E.D.」、そしてロイス・レインに提供した「Qualified」などのセッションが行われていた時期にあたります。
特筆すべきは、プリンスの楽曲に欠かせないオーケストラ・アレンジャー、クレア・フィッシャーがロスでストリングスを吹き込んでいる点からもこの曲に並々ならぬ力を入れていたことが伺えます。

プリンスがセリーヌのマネージャーであり夫のレネ・アンジェリルにこの曲を送った際、次のようなメモを添えていました。
"If I could choose the producer for this song, it would be Walter Afanasieff.(もしこの曲のプロデューサーを選べるなら、ウォルター・アファナシエフにお願いしたい)"
前述の通りセリーヌはまさにウォルターとの共同作業をスタートさせた直後。プリンスの卓越した先見性と、セリーヌ側のディレクションが見事に合致したと言えます。

当時のインタビュー

2016年4月28日(このアップロード日も泣けますね...)にセリーヌ・ディオンの公式Youtubeに当時のインタビュー動画がアップされました。


このコメント欄には...

"With This Tear" is one of the last songs recorded for the album 'Celine Dion' stealing a spot on the album which was originally reserved for "Calling You" from the film 'Bagdad Cafe', which Celine regularly sang in concert at the time.
Celine recorded "With This Tear" at the Studio Morin Heights on René's 50th birthday, January 16, 1992.

「With This Tear」は、アルバム『セリーヌ・ディオン』のために最後に録音された曲のひとつです。
もともとこのアルバムには、当時セリーヌがコンサートで頻繁に歌っていた映画『バグダッド・カフェ』の楽曲「Calling You」が収録される予定でしたが、この曲がその枠に収まることになりました。
セリーヌが「With This Tear」をモラン・ハイツ・スタジオでレコーディングしたのは、1992年1月16日。夫レネ(・アンジェリル)の50歳の誕生日のことでした。

「With This Tear」は当初ジェヴェッタ・スティールに提供する予定でしたが、もしプリンスがセリーヌの声に惚れていなければ「With This Tear」はジェヴェッタの手に渡っていたかもしれません。また、セリーヌはアルバムに「Calling You」を収録していたかもしれませんね。

幻の未発表バージョン

Mileniaバージョン:

2001年の夏、プリンスは女性グループ、ミレニア(Milenia)と共にこの曲を再録音していました。彼女たちのデビューアルバムOur Storyへの収録が検討されましたが、最終的には見送られています。

Estateのリリース計画

プリンス本人のガイドボーカル版は、2022年に計画されていた未発表音源集『Diamonds & Love』への収録候補でした。
しかし、プロジェクトが『Diamonds And Pearls』期(1991年10月まで)に限定されたため、1992年制作のこの曲は惜しくも収録から漏れてしまいました。

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