ザ・デイジーズ / ザ・デイジーズ
Released: 1990/10/15 | Label: Warner Bros, Wea
Track List
- Average Girlz (4:59)
- Sunny Dayz (5:30)
- Here I Am (5:25)
- G. Me (5:58)
- Certainly (5:03)
- Never Say Never (3:23)
- High Fashion (5:32)
- Green Acres (5:11)
- Our Luv (5:02)
- Totally In Luv (4:51)
- Today (8:21)
Personnel
Produce, Arranged, Written
- Morris Day, Freeze
Member
- Cheri Wells (Lead Vocals)
- Gregg Arreguin (Guitar)
- Tiffanie Smith (Drums)
- Shari Bender (Percussion)
- Cecelia Worrall (Saxophone)
- Kelli Gurman (Synthesizer)
Guest
- Morris Day (vocal) (8)
アルバム・レビュー
モーリス・ディもプロデューサーとして手腕を振るうべく、リック・ジェイムスのプロデュースで80年代に人気を博した元メリー・ジェーン・ガールズのシェリー・ウェルズを中心にグレッグ、ティファニー、シャーリー、セシリア、ケリーの5人によるガールズ・グループを結成させデビューさせました。
プロデュース&ソングライターは、モーリスの「Daydreaming」を手掛けたフリージーも参加。
(”daisys”ではなく"Day Zs"とディを強調したあたりモーリスの主張の表れか?)
ザ・タイムのアルバムでお馴染みのメンバーの雑談から入る”Average Girlz”はモーリスの"Fishnet"を連想させるし、間奏に"Icecream Castle"を内包した"Sunny Dayz"やシングル・カットされたNJSテイストの"Certainly"等、全体のノリはザ・タイムの女性版的な感じでジャム&ルイスをお手本にした様なシンセ・ベースのミネアポリス・サウンドで、80~90年代のR&B好きには好まれる楽曲です。
他にもモーリスが参加した"Green Acres"や、ゴスペル隊をバックにドラマティックに幕を閉じる辺りも”モーリスらしい”演出のラスト・ナンバーの"Today"等、パーティ・チューンが好きな彼らしい楽曲が多いのですが、残念ながらコレ1枚となっていまいました。