デズ・デッカーソン / ワンマン
アルバム情報
Released:1997 (1999/10/26) | Label: Absolute
Track List
| PersonnelProduce, Arranged, Written
Musisian
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アルバム・レビュー
プリンスのバンドを脱退後、早い段階でソロ・アルバムを計画していましたが、ビリー・アイドル等のツアー・ミュージシャンを経た後、ナッシュビルに引っ越しAbsolute Recordsに在籍。
’99年に本作をリリースしましたが、各曲のクレジットは'97年になってる所をみるとストックしていた楽曲をやっとリリース出来たという感じでしょうか。
ドラムとバック・ボーカル以外はセルフ・プロデュース作でギター/ベースはもちろんデズがプレイしています。
疾走感のあるリズムに乗せて爽快感のあるヴォーカルが印象的なロック・ナンバーの"Hello Again"、女性ボーカルを入れつつも泥臭いロック・テイストの"Love Somebody"、サビに向けて徐々に高揚していくバラード・ナンバーの"Fall Into Me"等を聴くと、プリンスがこの頃やってたミネアポリス・ファンクよりボン・ジョヴィの様なロック・ナンバーがやりたかったんだろうと想像出来ます。
カントリー・ソングが育ったナッシュビルに引っ越したのも、そういう音楽への方向に行きたかったからかもしれません。
中盤以降にはハード・ロック指向の"Peacehopejoy"、典型的なロックン・ロール・ナンバーの"East Coast / West Coast"、NPGのマイケル・Bのタイトなドラムもカッコイイ"This Song"、レニー辺りが演奏しそうなブラック・ロック・ナンバーの"The Way I Fell"等が魅力的です。
プリンス印のサウンドを期待して買うと大失敗してしまいますが、ロック・アルバムとしては好きです。
アートワークについて
amazonとかで↓のアートワークが貼ってある時ありますが、これはブックレットの中の写真です。