プリンスのバンド"The Revolution"のメンバーで、解散後はウェンディ・メルヴォワン(Wendy Melvoin)と”ウェンディ&リサ (Wendy & Lisa)”を結成したキーボーディストのリサ・コールマン(Lisa Coleman)が初のソロ・アルバム「Collage」をリリースしました。
アルバム情報
曲リスト
- Piano Improv 77 02:44
- Because Cello 00:52
- Piano Improv 777a 02:25
- PianoBytes 05:36
- Prophet 1 04:23
- Prophet 2 04:35
- Prophet 3 04:35
- The Black Box 02:29
- There's a Song In There 02:08
- Unused 01:09
- Unused1 01:3
レビュー
まだ数回しか聴いてないのでざっとですが初聴の感想を書いておきます。
クレジットによれば、ハリウッドの”Treehouse/Henson Studios”で録音され、レコーディングにはウェンディの他に「White Flags of Winter Chimneys」や米ドラマ「HEROES」でミックスを担当したマイケル・パーフィット(Michael Perfitt)、そして同じく米ドラマ「ナース・ジャッキー」で彼女達と共に仕事をしたジョシュ・ボードマン(Josh Boardman)が参加しています。
これまでウェンディ&リサの3rd「Eroica (エロイカ)」や前述の海外ドラマのスコア等で素晴らしいピアノを披露していただけに”遂にきた!”といった感じです。
'13年11月にお別れした最愛の母Mary Lou Ynda-Cilettiさんに捧げた"Piano Improv 77"は寂しさの中に愛情が溢れる1曲、ちなみに3曲目の"Piano Improv 777a"はタイプ・ミスで別曲扱いにしたそうです。なんともお茶目なリサ😃
この他、子供の頃1年だけ習ったチェロの思い出してイメージに落とし込んだ”Because Cello”、ジョシュと生み出しウェンディがギター、ベース、ドラムを担当した独特な世界観を醸し出してる"Piano Bytes"、リサが同じ日に即興で演奏した"Prophet 1"~"Prophet 3"、特に"Prophet 2"は"Nothing Compares 2 U"に通じる旋律でプリンスとリサがピアノで語り合ってる様な錯覚に陥ります。
終盤、ウェンディがアップライト・ベースで参加している"The Black Box"も素敵ですし、未使用のスコア”There’s a song in there”は具体的な作品は記載されてないけど、雰囲気的にはキーファー・サザーランド主演のドラマ「Touch」に合いそうな1曲です。
静かな中に芯が通ってるリサ独特の世界観がこうして1つのアルバムとして実を結んだのは本当に素敵な事です。
現在レヴォリューションとしての活動も忙しいでしょうけど、次はウェンディ&リサで新作を期待したいです。
購入方法
上記のamazon、iTunesの他にMononeon等も利用してるbandcampでも購入可能です。
上の"bye"をクリックすると購入ページが表示、”デジタルアルバムを購入”をクリックします。
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こちらは最低価格は$7、それ以上は”お気持ち”になります。
彼女の今後の支援という意味でも少しでも多めにお金を入れて上げるときっと喜ぶと思います('-')