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Come 以降を含めた編集モノ(あえてベスト盤という表現はやめておきます ^^;)って、いつになったらリリース可能になるのでしょうかね・・・
とりあえず The Gold Experience が訳ありなのはこれまで再プレスが行われてこなかったことからも想像できるのですが、Come、Chaos & Disorder といった盤の収録曲も(現状では)このようなコンピレーション盤に収録不可能なのでしょうかね・・・
"Batdance" がこれまで収録されなかったのは、劇中の台詞をサンプリングしたものが随所に挿入されており、'89 年当時のアルバムとシングル以外の盤で収録する際には声の主との間に新たな契約や使用料が発生するからではないか? という説がありましたね。"Peach" の欧州盤シングルに "Partyman" が収録された際には冒頭の Jack Nicholson 扮する Joker の台詞が編集でカットされていたので、そのような説もそれなりにあり得るのかと思いました。でも、Kim Basinger 扮する Vicki Vale の "Ooh, I love purple" という台詞はカットされていなかったので、Nicholson と Basinger では格が違うからなのかとか、Basinger は The Scandalous Sex Suite での出演のこともあるので別の契約があるのかとか、いろいろ考えたものです。
今回の盤には "Batdance" が収録されることとなったので、WB が重い腰を上げて権利関係をクリアーにしたのか、あるいは当初の契約の規定の年限を越えたのかといったところでしょうか。
いずれにせよ、契約上の問題というのは、第三者の想像以上に複雑で面倒なものなのでしょうね。
ただ、いろいろな事情があるのはわかりますが、4Ever というタイトルが本盤に付けられたことには、残念なものを感じずにはいられません。4Ever という言葉には、重みがあると思うのです。そういった言葉をこのような選曲の盤に付けられてしまうと、'94 年以降の Prince の創作活動が否定されているように感じる人もいると思います。個人的には、The Anthology 1978-1993 くらいに緩く、そして無難なタイトルにしておけば齟齬も無いし、今後のコンピレーション盤の展開上問題が起き難いと思います。Ultimate の件もそうですが、タイトルの付け方が勿体無い気がします。
長くなりましたが、あと少し ^^; 「未 CD 化バージョン」の件は、そのような表記は、やはり日本語サイトの情報にしかありませんね。キッドさんが教えてくださった Warner Music Japan のサイトにはその旨の表記がありましたので、出所はそこでしょうかね。
個人的には、"Little Red Corvette"、"Girls & Boys"、"Glam Slam" の 3 曲については、過去にシングルエディットが CD 化されているのが気付かれずに誤った記載がされてしまっているとか、そういうことのような気がします。
最近のレコード会社って、結構ミスが多いですからね ^^; Prince の盤ではありませんが、ボックスセットの中の DVD-Audio のトラックが、マスターのミスでモノだったという体験がありました。 Prince の盤で言えば、今年リイシューされた Lotusflow3r のヴィニール盤。 MPLSound の B 面が Lotusflow3r の B 面と同じというプレスミスがありました。 たしか '09 年リリースのオリジナルでも似たようなミスプレスがあったと記憶しています。 つまり、同じ盤に対して似たようなミスが繰り返されたということです。
最近リリースされた Prince 出演の映画の Blu-ray ボックスは、商品そのものは大丈夫のようですが、レコード会社が用意した商品見本の宣材写真にはミスがあります。 amazon のサイトの写真がまさにソレです。 Purple Rain の盤面をよく見てみてください (笑)
このよな感じなので、自分が挙げた 3 曲に関しても情報の誤りなのではないかと・・・
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